ジギングってメッチャ釣れそう!
ジギングしたい!
そう考える釣り人は多いんじゃないでしょうか。
と同時に思うのが、
「自分にワンピッチジャークが出来るんだろうか」
という不安です。
私もジギングを始める前はワンピッチジャークが出来るようになるんだろうか。。。とすごく不安でした。
しかし、ちょっとしたコツとやり方を意識するだけでワンピッチジャークは誰でも出来るようになります!
周りにジギングを教えてくれる人がいなくても大丈夫です!
私も教えてくれる人は誰もいませんでしたが
独学でコツとやり方を勉強して今ではワンピッチジャークでたくさんの魚を釣ってます!
ではなぜジギングでワンピッチジャークをする必要があるんでしょうか。
- テレビの釣り番組で演者がオススメしてた方法だから
- ユーチューバーも実際にやってた
- 釣れてる所を見た
- 何となくカッコいい
ワンピッチジャークってジギングの代名詞みたいなもんだし、実際にやってる人も多いです。
しかも、しっかり釣ってます。
なので、ワンピッチジャークが出来ない人からしてみたら、
出来てる人ってカッコいいんですよ。
なので今回は、
- ワンピッチジャークのコツが知りたい
- ワンピッチジャークのやり方が分からない
- ワンピッチジャークで釣れたことがない
- ワンピッチジャークがもっとうまくなりたい
という方向けに記事を書いています。
ワンピッチジャークを覚えて、
ジギングでたくさん魚を釣ってやりましょう!
目次
ワンピッチジャークは初心者こそ覚えるべき
ジギングと言えばワンピッチジャークが代名詞とお伝えしましたが、別にワンピッチジャークだけが釣れる釣り方ではありません。
他のやり方だって釣れます。
では、なぜ代名詞と呼ばれるほど有名なんでしょうか。
それは「圧倒的に釣れるから」です。
ショア(岸)からのジギングでも
オフショア(船)からのジギングでも
どちらもたくさんの釣果が期待できる釣り方なんですよ。
なので、ジギング初心者にこそワンピッチジャークを覚えてもらいたいんです。
ワンピッチジャークを覚えると絶対に釣りの幅が広がりますよ♪
ワンピッチジャークで釣れる魚
ワンピッチジャークではどんな魚が釣れるんでしょうか。
代表的なのは、
- ブリ
- ヒラメ
- ヒラマサ
ですよね!
他にも、
- 真鯛
- タチウオ
- シーバス
- 根魚(アブラコ:アイナメ、ソイ、ハタ)
- マグロ
- アジ
- サバ
- ニシン
- ホッケ
と、いろいろな魚がワンピッチジャークで釣れるんです。
フィッシュイーター(小魚を食べる魚)であれば、どんな魚種でも釣れる可能性があります。
ジグという金属で出来たルアーを
生きた魚に見せるアクションとして有効なのが
ワンピッチジャークなんです。
次からはいよいよコツ&ポイントの説明をしていきます。
7つのポイントに限定してお伝えしますので
これだけ覚えて釣りに出かけてください。
この7つを覚えるだけでワンピッチジャークが
出来て魚が釣れるようになりますよ!
ワンピッチジャークのポイント①:フェザーリング
まずキャストしたらフェザーリングして海底までの秒数を確認します。
オフショア(船)の場合も海底までの秒数を確認しておくことをオススメします。
フェザーリングとは
スプール(リールのラインが巻いてある所)のエッジ(端)に手を置いてラインが出ていく量をコントロールするテクニック。
スプールエッジには「かるーく」触れるくらいにして、ジグの重りだけで指からラインが離れるくらいフェザー(軽い)タッチをしておくのがポイント!
強く抑えすぎると全然ラインが出ていきません。
フェザーリングのメリットは3つ
- 海底への着底をすばやく感知出来るようになる
=フリーフォールよりも正確な海底までの秒数が分かる
=着底をすばやく感知することで根からすぐ引きはがせる(根掛かり軽減) - ラインの出ていく量をコントロールしているので「突然ラインが出ていかなくなる・出ていく速さが速くなる」などの違和感が出るため海底へ落ちていく途中(フォール中)のアタリも取れる
- 強い横風によってラインが大量に出てしまうことを防ぐ
フェザーリングはメリットしかないので、
面倒臭がらず毎回やりましょう。
ポイント②:1ロッドアクション1巻き
ジグが海底に着いたと同時にワンピッチジャークを開始します。
これが遅れると根掛かりする可能性があるため、ショア・オフショア関係なく海底に着いたら「すぐ」にシャクリを開始してください。
ワンピッチジャークは基本的に
「1ロッドアクション(1シャクリ)に対して1巻き」
行います。
なので、ロッドをシャクる長さ(幅)は
自分のリールの1巻量と同じくらいが理想です。
って言われても自分のシャクってる長さが
どのくらいかなんてピッタリ分からないですよね💦
シャクる幅がリールの巻取り量より少ない場合
この場合はリールの巻き取る量が多くなるので、どんどんロッドの先端が海面に近づいていきます。
そうしないとワンピッチジャークを続けられないですからね
細かい幅のアクションでワンピッチジャークを続けたい場合は、
リールの巻き取る量を1回転ではなく半分とか3/4とかにすれば
OKです。
シャクる幅がリールの巻取り量より長い場合
この場合はリールの巻取り量が足りなくなるので、ロッドの先端がどんどん海面から離れていきます。
どんどん後ろに下がらないとシャクリ続けられないイメージです。
こんな時なリールの巻取り量を多くしてあげればOKです。
1回転半巻くとかすると長さを調整出来ます。
ポイント③:リズム良くシャクる
ロッドのシャクる幅によってリールの巻取り量を調整することでワンピッチジャークを続けられると説明しました。
しかし、調整することによってシャクリと巻取りのリズムが崩れるとジグの動きが悪くなります。
「悪くなる≠ダメなこと」ではないので、
それを意図的に狙った「イレギュラーな動き」でターゲットとなる魚にアピールすることもあります。
しかし、基本的には
「1ロッドアクション+1巻き」が
ワンピッチジャークの1つの動作です。
基本の動きをリズム良く行うことでターゲットに対して強くアピール出来るわけです。
なので、まずは「リズム良く」という所を
意識してワンピッチジャークの動作を覚えることをオススメします。
ポイント④:シャクる方向は真っ直ぐ?斜め?横?
ワンピッチジャークをやってるのを見たことがある人は真っ直ぐシャクらなければイケないというイメージはありませんか?
特にオフショア(船)の場合にその傾向が強いと思います。
船の場合はロッドが短いので簡単に真っ直ぐシャクれます。
ただショア(岸)の場合は、ロッドが最低10ftくらいはあるでしょう。
ロッドが長いことが多いんですよね。
そうなると真っ直ぐシャクるとやりにくいケースがあります。
なので、そんな時には斜めや横にシャクってみるとやりやすくなる可能性があります。
私も船の時は真っ直ぐ、岸の時は斜めと使い分けてます。
真っ直ぐシャクってた方がカッコいいんでしょうけどね。
釣果は全く変わりません。
斜めにシャクったからといって、
真っ直ぐシャクってる人より釣れなかったという経験は一度もないです。
なので、自分のシャクリやすい角度を見つけるのもワンピッチジャークがやりやすくなるポイントの1つになります。
ポイント⑤:ロッドの尻をワキに当てる
これが最大のコツと言っていいかもしれません。
それは「ロッドの尻をワキに当てる」です。
ワキで抱え込むような形でロッドを安定させてあげます。
これだけでロッドがフラフラすることが無くなり、圧倒的にワンピッチジャークがやりやすくなります。
ただギューっと抱え込んでしまうとワキが
めっちゃくちゃ痛くなります。
私も真剣になるとワキで抱え込む力が強くなってしまい、翌日打撲のように痛くなってることがあります。
リアルにワキの衝撃吸収パットが欲しいと思ってるくらいですもん。
あまりにも痛みがヒドイ時はコイツのお世話になった方がいいですよ。
痛みをガマンするとワンピッチジャークが甘くなります。
痛くてリズム良くワンピッチが出来ないと
釣果も悪くなりますからね。
ショア(岸)からならまだしも、オフショア(船)でのジギングはひたすらワンピッチジャークという状況も珍しくないのでワキが痛くなるという方はコイツをオススメします。
そういう意味では釣果UPアイテムと考えても良いやつですよ♪
ポイント⑥:ジグはベイトフィッシュで決める
「マッチ・ザ・ベイト」という言葉を聞いたことはありますか?
釣りはこの言葉に尽きます。
ベイトにマッチしたジグ(ルアー)を選ぶことこそが、釣れる要素の中でも大きい割合を占めています。
人間だってハンバーグが好き、ラーメンが好き、餃子が好きってありますよね?
そんな食べ物が目の前にあったらどうですか?
食べたくなりますよね?
バイキングに行って好きなものを食べない人はいますか?
いませんね。
魚だってそうです。
目の前に自分がいつも食べている大好物があったら、それを積極的に食べます。
なので、いまターゲットの魚が何を食べているのかを把握することは非常に重要です。
自分が釣った魚の胃袋を確認するのはもちろんのこと、友達や一緒に船に乗った人の魚が何を食べているのかを確認してみてください。
それが出来なくても、
例えばイワシが打ち付けられていたりという状況があれば、イワシをエサとして捕食している可能性は充分にあります。
また、釣れている人のルアーをマネするということも大切です。
釣れている人がなんで釣れているのか
- ジグの形なのか
- ジグの色なのか
- 誘い方なのか
確認してマネしてみてください。
そのどれか(もしくは全部)がベイトフィッシュにマッチしている可能性があります。
マッチしてればこっちもんです!
後は魚が勝手に食いついてきますよ!
ポイント⑦:ワンピッチのパターンは無限大
ワンピッチジャークと言っても、パターンは無限大にあります。
- 一度底に落としてから水面まで続けるワンピッチジャーク
- 10回ワンピッチジャークをして数テンポ休む
- 10回ワンピッチジャークをして底まで落としてから再開
- 20回ワンピッチジャークをして数テンポ休んで次は10回ワンピッチ
というようにパターンは無限なんです。
オフショア(船)であれば、
船長から「水深何mに魚の反応がある」と
教えてもらえるので水面までアクションする必要ないことがあります。
正解へのヒントはもらえるわけです。
ただショア(岸)から狙ってる場合は、
釣り人のさじ加減でパターンを決定します。
そうなってくるとどうしていいのか分かんないですよね。
なので、私のワンピッチジャークの基本的なパターンをお伝えします。
ショアもオフショアもまず底まで落とすのは一緒です。
- 10回アクションして1-2テンポ休んで再開
→中層まで来たなと思うくらいで底に落とす。 - 20回アクションして1-2テンポ休んで再開
→中層まで来たら底に落とす - 10回と20回のアクションを交互に繰り返す
- 10回アクションして1-2テンポ休むを水面まで
- 20回アクションして1-2テンポ休むを水面まで
- 10回と20回のアクションを交互に繰り返す
※船長からの指示があれば水面まで
ジグをジャークさせる必要はない
まずはこれだけです。
ショアでもオフショアでも、このアクションを
何回も繰り返します。
これまでのポイントを守れば魚は釣れてくれます。
3パターンだけ覚えてれば大丈夫です。
私はこれでブリをバンバン釣ってますよ。
なので、安心して3パターンで勝負してみてくださいね。
最後に
ジギング初心者の登竜門と言うべき
ワンピッチジャークについて説明をしました。
これが出来るようになれば、
釣れる魚はめちゃくちゃ増えます。
1回の釣行で出来るようになる人もいますが、
多くは2回3回と徐々に出来るようになっていきます。
私も今の形になるまで現地でポイントを確認しながら、何回も練習しました。
皆さんがこのページを見て練習したワンピッチジャークでたくさんの魚が釣れてくれることを祈ってます♪
初めて自分のワンピッチジャークで魚が釣れた時は、マジで感動しますよ!
一生忘れられない思い出になること間違いなしです!