✔サケが見えてるのに釣れない
✔誰も釣れてないのにあの人だけ爆釣してる
そんな経験はありませんか?
鮭が釣れないのは、スレてる(釣られると鮭が分かってる)から仕方ないと思ってませんか?
確かにスレた鮭に口を使わせるのは難しいです。
「1日中やっても朝マヅメしか反応してくれない」なんて経験を私もしたことがあります。
ただ釣り方を変えるだけでスレたサケに口を使わせることに成功しました!
それが「浮きフカセ」という選択です。
鮭釣りは地方によって主流の釣り方があります。
なので「浮きルアー」や「ぶっこみ(投げ釣り)」がメインの地域は、浮きフカセは馴染みのない釣り方かも知れません。
しかし、だからといって浮きフカセをしないのはもったいないです。
そのくらい覚える価値のある釣り方なんですよ(^^)
私は浮きフカセを覚えてから、坊主で帰ることがほとんどありません。
「ウキルアーで反応が無いからスレ狙いをする!」なんて言葉が聞こえてくることがありますが、そんな必要は全くありませんよ!
浮きフカセはそれくらい強力な釣り方です。
浮きルアーでは鮭のスイッチを入れられない時間に「浮きフカセ」を試してみませんか?
さっきまで全然釣れなかった鮭に捕食スイッチを入れられますよ!
ぜひこの記事を参考にして浮きフカセを覚えちゃってくださいね♪
目次
浮きフカセってどんな仕掛け?
浮きフカセは、浮きの下にタコベイトと針を付けただけのシンプルな仕掛けです。
なので、考えるべきは、
・浮きの大きさ(浮力)
・ラインの太さ
・タコベイトの色&大きさ
・針の大きさ
・エサの種類
この5つだけでOKなんですよ。
ウキルアーは上の5つに加えて、スプーンの色や大きさ+浮きとのバランスも考える必要があるので、ウキフカセの方がシンプルだと言えます。
あとは、タコベイトの沈み具合を調整するために、「ガン玉」と呼ばれる小さな重りを使うことがあるくらいですね。
- 面倒臭そうだな。
- 自分には出来ないかも。
と思うかも知れません。
ただ、最初は市販の仕掛けセットを使えばいいので大丈夫ですよ。
慣れていったら、自分のこだわりの仕掛けで状況に合わせた選択をしてくださいね。
私が浮きフカセと出会った頃の話があります。
その頃の私は、
浮きルアーこそ鮭の釣り方だ!
浮きルアーを極めていけば年間3桁の釣果も間違いなし!
と思ってました。
確かに浮きルアーだけで3桁の釣果を挙げている人もいますので、100本釣るのも不可能ではありません。
ただ、毎回のように浮きルアーを振り続け、1日で0-3本という釣果も多かったんです。
ある朝、釣り場に行くと海一面に鮭がいるのが分かります。
余裕で100匹はサケがいる状況なので、「今日は爆釣だな!」と思いながら、浮きルアーを振り続けした。
しかし、全く釣れません。
おかしいなーと思ってると、隣の釣り人が手前にヒョイッとキャストして入れ食い状態になってるんです。
そこからは、隣の人の釣り方をメチャクチャ見ました。で、分かったんです。
その人は「浮きフカセ」で釣ってました。
浮きふかせで爆釣してたんです!
その人以外にもフカセでやってる人たち(おそらく友人)は、爆釣を続け1人10匹は釣ってましたね。
それ以外の人たち(私を含めたウキルアーの人たち)は、ほぼ全員ボウズです💦
10匹以上 VS ほぼボウズですからね。
私が浮きふかせの選択肢を勉強し始めた理由も伝わるかと思います。
しかも、その日だけとかじゃないんですよ。
その後も浮きフカセがスレた鮭に対して有効だという場面を何回も経験しています。
マジで浮きフカセを覚えないなんて、もったいないですよ♪
浮きフカセの釣り方
浮きフカセは、基本的にはタナを合わせて浮きの動きを確認するだけの釣りです。
浮きに異常があったら合わせをする。
それだけなの?と言われそうですが、それだけなんですよ笑
ただその「浮きの異常」に合わせてアタリを取るのが難しいんです。
浮きが一発でスッと沈んでくれたら簡単なんですが、鮭のアタリはガツン!とあることは少ないです。
感覚的にはコツンコツンとエサをもて遊ぶようにしてアタリがあります。
なのでサケの遊び方によってアタリに変化が出るんです。
現場でおっ!と感じるためにも下のアタリの取り方を覚えていってくださいね。
浮きフカセのアタリの取り方
浮きのアタリの取り方は浮きの動きを確認する必要があります。
- コツンコツンと浮きが沈む
- 浮きが流れていく速度に変化がある
- 浮きが潮の流れに逆らうように動く
- 浮きの動きが止まる
上のような動きがあったら、鮭のアタリなので1秒足りとも浮きから目を離さないでください。
マジで、まばたき禁止ですよ笑
上の状態から「ズポッ!」と浮き全体が沈んだら、思いっきり合わせてやります。
これでOKです♪
沈む瞬間を見落とさないでくださいね!
しっかり合わせが決まれば、あとは鮭とのファイトを楽しむだけです(^^)
浮きの形状の違い
「浮き」には2種類あり、棒状の「棒ウキ」と丸い形の「円錐ウキ」があります。
どちらも「アタリの取りやすさ」と「波風に対して」差があります。
下の表を参考にして浮きを選択してくださいね。
アタリの取りやすさ | 波風に対して | |
棒ウキ | 取りやすい | 弱い |
円錐ウキ | 取りにくい | 強い |
どちらも鮭釣りに使用するのは重りが内蔵されたタイプになります。
他の釣り用の重りが内蔵されていないタイプもあるので用意する際には注意してください。
棒ウキに関しては自作も出来ますが、市販されているものでも充分釣れますよ。
自作も楽しいですが、まずは市販のもので感覚を身に付けるのがいいでしょう。
自作をする場合のポイントは「沈みやすいように調整すること」です。
ただでさえスレてるアキアジに口を使わせるために選んでる浮きフカセです。
浮きの浮力が大きすぎてサケが口を使った時に違和感を与えてしまっては、口を離してしまいます。
これが非常に、もったいないです。
せっかく口を使ってくれた個体はしっかりヒットまでつなげるために
「浮力は出来るだけ小さいもので沈みやすいものを使う」
のが爆釣への第一歩になります。
- 棒ウキであれば細いもの
- 円錐(玉)ウキであれば小さいもの
を選ぶといいでしょう。
海の状況に合わせて軽さのギリギリを狙うのが爆釣のコツです!
タコベイト&針
スレた鮭を狙っている場合、タコベイトと針は小さくてアピール力の少ないものを選びましょう。
タコベイトのサイズは1.5号でOKです。
カラーは基本的にはピンクでOKですが、スレてる場合には黒系がオススメですね。
ワンポイントの赤や青、ピンクのラインがありますので、そこで違いを出してください。
カラーの違いを分けるヒントは下の記事が参考になります。
エサが何より重要
浮きルアーのエサは1cm×1cmでスプーンの動きをジャマしないものが良いとお伝えしました。
しかし、浮きフカセの場合は逆でエサはドーーン!と大きい方がいいです。
エサを自作する場合は、サイコロの様な形にするのではなく短冊状にしましょう。
ヒラヒラ~っと海に漂わせて誘うイメージなので、エサも海流の影響を受けやすくしてOKです。
生のサンマをそのままぶつ切りにし背骨に針を引っ掛けて、爆釣してる人もいます。
なのでエサ取りがいない場合は、生エサでもOKですよ♪
ただ、その場合はエサ持ちが悪くなるので多めにエサを持っていきましょう。
生餌の方が反応がいいこともあるので、積極的に使っていきたいです(^^)
最後に
スレた鮭に対してメチャクチャ有効な浮きフカセをオススメしました。
- ウキは小さく沈みやすいもの
- ラインは出来るだけ細いもの
- タコベイトは小さい1.5号
- エサは大きめで
この4つがフカセの王道パターンです!
浮きルアーに全く見向きもしなかった鮭たちを、浮きフカセで釣るのはマジで気持ちいいです♪
坊主で帰りたくない人は浮きフカセを、ぜひお試しください(^^)
※注意
サケ釣りは自分も他人もケガをしやすくロッド破損も起きやすい釣りです。
実際に私は毎年ロッドが折れる場面に遭遇してますし、
ケガをしたという情報も耳にします。
万が一が起きる釣りなので「保険」に入っておきましょうね。
調べてみると釣り人に最適な保険が合ったので、
下の記事にまとめてます。
何か合ってからでは遅いですよ💦