全国の釣り場で起きてる問題、
それが「ゴミが落ちてる」ことです。
釣りが趣味として人気がある一方で
「ゴミ」との付き合い方も考えていかなければなりません。
〇〇で魚が釣れてるよ-!とSNSで聞いて
駆けつけると、そこにあるのはゴミの山。
サビキの仕掛けだったり
ルアーの空箱
外道と呼ばれる対象ではない魚たち
マジで色んなゴミが落ちてます。
有名な釣り場や釣れてると情報の出たポイントは
特にヒドイです。
私は北海道のことしか分かりませんが、
ごみ問題がきっかけで立ち入り禁止になった場所もあります。
なので、この問題に関してはゴミが落ちてるな-って
思うだけで済まないんですよ。
ここまま行けばどんどん釣りが出来るポイントが
無くなります。
そんなのマジで悲しいので、
釣り人全員でゴミ問題について考えていきましょう。
この記事はそのきっかけになれば嬉しいです。
目次
釣りはゴミが出る趣味
釣りをするにはゴミが出来ます。
それは初心者だろうが上級者だろうが
変わりません。
エサ釣りだって
ルアー釣りだって
どんな釣りでもゴミは出てしまいます。
だからこそゴミ袋やゴミを保管しておくスペースを
確保しておくことが重要なんです。
コンビニの袋でも構いませんし、
バックの中のちょっとした隙間でOKです。
ゴミのための場所を確保しておきましょう。
ゴミ袋有料問題
TwitterとかFacebook、Instagramを見てると
同じようにゴミ問題に注目してる人がたくさんいます。
漁港は僕らが釣りをする為に作られたわけではない。漁師の職場をお借りしている事を忘れちゃいけないよ。ペットボトルや煙草の吸殻はもちろんお持ち帰り、撒餌で汚れた部分も海水で綺麗に流してから帰ろうよ。自宅の玄関前や会社前にゴミを置いていかれたら警察を呼ぶでしょう。それと同じことです。
— KØUTA (@turi_kouta) August 12, 2019
その中には自分でゴミの回収イベントを開催してる人もいますし、
釣りをするたびにゴミを集めてる人もいます。
私もゴミは集めて捨てる派なんですが、
いつも困るのが「集めたゴミをどうやって捨てるか」
なんですよね。
コンビニで捨てるとそのオーナーがゴミ代を払ってることになりますし、
そもそもコンビニは家庭内のゴミを捨ててくださいという所なので
現地で拾ったゴミを捨てちゃいけなさそうですよね。
だからといって毎回家に持って帰ってくると
自分のお金で用意した有料ゴミ袋に入れて捨てないといけないので、
嫁さんの顔が怖いですしね。
そんな風に思ってたところTwitter上で有料ゴミ袋問題を解決する
ツイートをしてくれたフォロワーさんがいました。
その時のツイートがこちら。
札幌市に申請すれば、ボランティア専用の無料ゴミ袋がもらえるとのこと。今まで釣り場で拾ったゴミは、自分で買った有料ゴミ袋を使って捨ててたけど、せっかくだから今度ボランティア袋をもらってみよう!
— ゴリラブタ (@realpiggorilla) July 24, 2019
これスゴくないですか?
めっちゃ良いじゃん!!と思ったので、
このことを記事にしたく早速ブログを更新しました。
すると、読者様からこんな問い合わせが、
「私が札幌市でボランティアゴミ袋を貰った時は
市内のゴミに限ると言われましたよ-」と。
ん??担当者によって見解が違うのかな??
ということで、札幌市に公式見解を確認したく
連絡をしました。
で、回答がこちら。
「札幌市で配布しておりますボランティアゴミ袋は
札幌市内でのボランティア清掃でのみご使用ください」
本当はもっと丁寧に回答していただきましたので、
札幌市の担当者への誤解はしないでくださいね💦
この返答を踏まえて札幌市の公式HP上でも
その旨の一文が追加されました。
正直いいですか、
めっちゃくちゃ残念です。
ボランティアのゴミ袋を使えればゴミ拾いをしてくれる同士は
絶対増えたと思うんですよ。
それこそ釣りに行くときの必須アイテムの1つになった
可能性すら感じます。
ただ行政としての立場では致し方ないのかもしれませんね。
他の市のゴミを大量に持ってくる可能性はありますし、
私用で使う可能性だってあるわけですから。
ただ、「使うな」と言ってるわけではありません。
市内のゴミであればOKなので、
市内でも渓流釣りには携帯してOKですからね。
また他の市でも、その市でゴミ袋を貰えば
ゴミを破棄してOKなはずですから。
ただ丁度良くゴミの日に当たらなければいけなかったり、
他市に住んでる釣り人が釣りに行く市町村のボランティアゴミ袋を
貰いに行くというハードルがあるため厳しいものがありますけど。。。
無料でもらえるゴミ袋はどこで貰える?
厳しい条件とはなりましたが、
実際にゴミ袋を貰うためにはどうしたら良いのか確認していきましょう。
札幌市では以下の場所でボランティアのゴミ袋を貰うことが出来ます。
- 市役所
- 各区役所
- 各清掃事務所
- 各土木センター
- 各まちづくりセンター
こんなにたくさんの場所でボランティアのゴミ袋を
受け取ることが出来るんですよ。
町内会の清掃とかでも使われるものだから、
受け取りやすくしてくれてるんですね。
行政も意外にやるじゃん!って思っちゃいました。
札幌市以外の詳細は各市のHP上で確認してみてください。
主要な市のHPのリンクを貼っておきます。
(うちの市は主要じゃないんかい!とか言わないでくださいね💦笑)
もしゴミ袋を貰いに行く機会がありましたら、
3点確認して頂けると助かります。
- 他市のゴミは回収可能なのか
- 他市に住んでる人間がボランティアゴミ袋を貰うことは可能なのか
- 市としての公式見解としてOKか
この3点を確認して頂いて私に連絡を頂けると非常に助かります。
どんなゴミでも捨てていいの?
ボランティアのゴミ袋と言っても、
好きに出していいわけではないです。
札幌市では燃える・燃えないを区別して
朝の8時半までに出すように決められています。
また、ボランティアの袋は1度に10L・40L合わせて
個人で20枚まで貰えますが、
1回のゴミ出し量は400Lを上限としてるので注意してください。
40Lを20枚貰って全て出したら800Lですからね。
さすがに個人で800Lのゴミを回収して出すなんてことは
無いでしょうが。
また、資源ごみはしっかり資源ごみとして出したほうがいいです。
その際の透明な袋は支給されませんが、
そこはグッとこらえて自分で袋を用意して出してください。
最後に
今回はボランティアのゴミ袋を無料で貰えるんだよ!
という記事を書きました。
札幌市では他市のゴミは回収してはいけないとの
回答を頂き非常に残念な結果となりましたが致し方ないですね。
釣り場以外でもゴミは問題になることが多いです。
ボランティアゴミ袋は
自分の家の周りにあるゴミとか
公園のゴミとか入れてもOKみたいなので、
この袋の存在を知ってもらって、
ゴミのない暮らしが出来ると嬉しいです(^^)
注意点としては、
絶対に家庭内のゴミを出さないこと!
これに尽きます!
せっかく税金を払って制度を作ってくれてるんですし、
悪用は禁止ですからね!
定期的にボランティアの袋を貰って、
自分の家から出たゴミを捨てよう!
なんてことはしないように注意してください。
そんなことが続けば制度事態が無くなりますからね!
後々にボランティアのゴミ袋を用意して
釣りに出かける日が来るようになると嬉しいです(^^)
それまでは他市に出かける時には、
自費でゴミ袋を用意して釣りに出かけましょう。
本当は自分のゴミは自分で責任を持ってもらうことが
一番なんですけどね。
釣り場が無くなるよりは良いと思いますので、
そこはグッとこらえてゴミ拾いを続けていきたいです。