一般的に魚が一番美味しくなるのは冬なのは知ってますか?
北海道でもブリがたくさん釣れるようになったので、夏のブリと戻りの寒い時期に釣れるブリトでは味がぜんぜん違います!
寒くなると身がしまって美味しくなるんですよね♪
ただ冬ってやっぱり「寒い」です。
冬の釣りで一番の敵って寒さですよね💦
氷点下とかになると対策をしないとマジで寒いので釣りをする気にもならないですし、
釣り始めてもすぐに心が折れます💦
ただ冬の北海道ではホッケ・ニシン・サクラマス・アメマス・ワカサギと言った楽しい釣りのターゲットがたくさんいるんです。
冬の魚はオイシイですから、これを食べずに寒いだけの冬を過ごすなんてもったいないですよね?
なので、今回は寒い冬に負けずに釣りを楽しむための防寒グッズを紹介します。
普段使い出来るものも紹介しますし、
冬の北海道はイベントがたくさんありますからイベント対策としても使えますよ♪
最近の防寒グッズは進化がスゴイですし、1アイテムを足すだけで暖かさが全然違いますよ(^^)
ぜひ対策をして寒い冬に負けずに釣りを楽しみましょう!
目次
寒さ対策 着込めばいい!は間違い
まずは基本的な防寒対策について知っておきましょう。
自分の防寒グッズで足りないものを効率的に補充するためにも、どこをどうやって温めていけばいいのか知っておくといいですよ(^^)
これを見れば寒さ対策として行われることが多い「着込むだけ」が間違いだと分かります。
自分の防寒対策を見直すためにも、ぜひ読んでくださいね。
体幹を温める
寒さ対策は、まず第一に「体幹を温める」必要があります。
体幹とは体の胴体の部分であり中心です。
ここを温めることで体温の低下を防ぐことが出来ます。
これを聞いた人は「でも、足とか手から冷たくなるよ?」って
思った方もいますよね?
確かに手足は人体の中でも冷たさのセンサーの役割をしているので、寒さを感じやすいです。
ただ、下の文献を読んでみてください。
四肢を露出しても体幹への影響はないが、それよりも面積の小さい体幹を露出すると露出部のみならず四肢の皮膚音も低下する。体幹部は冷感受性が強いばかりではなく、四肢への波及効果も大きいことがわかる。
寒さと衣服の役割より引用
体幹を温める理由はこれなんですよ。
小さな面積でも体幹を冷やすと手足の皮膚温も下がるので、全体の体温が下がっちゃうんです。
しかし、逆に手足が冷やしても体幹には影響は出ません。
つまりは全身の体温は下がりにくいということが言えますね。
なので、まずは体幹を温めることが重要になるんです。
上下に分かれてるウェアなんかは、お腹や腰の辺りから冷気が入ってくるのを遮断する機能が付いた防寒具を選んだほうがいいですね。
汗は厳禁
皆さんはこういう経験はありませんか?
寒いからたくさん着込む
↓
動いたら暑くなって汗をかく
↓
汗が冷えて寒くなる
コレって結構あるあるだと思うんです。
私も経験があります。
寒いからって着込みすぎると汗をかいて逆に冷えちゃうんですよね💦
これもしっかり根拠があるんですよ。
水は空気の25倍も熱を伝えやすいことがわかる。・・・・濡れて空気と水が入れ替わるのは禁物と言える。
寒さと衣服の役割より引用
このことから分かるように寒さを断つためには「空気」が重要になります。
つまり体と服の間に空気の断熱材が必要なんです!
しかし、それも汗をかいてしまうと空気の層が無くなるため寒さが体に伝わりやすくなっちゃいます。
これが寒くなる原因なんですね。
そもそも汗って体の中の熱を出そうとする現象なので汗をかくほど暑いというのは寒さ対策としては「やりすぎ」になります。
なので、
- 汗をかかないギリギリラインを狙って防寒具を細かく調節する
- 汗をかいても防寒具の外にすばやく排出してくれる機能を持っているものを選ぶ
のがベストですね。
四肢(手足)を覆う
体幹を温めて汗をかかないギリギリの防寒具を身に着けたら、次はしっかり四肢(手足)を覆いましょう。
特に注意しなければいけないのが、「そで口」と「足元」ですね。
しっかり手袋や靴下を身に着けてても、ここから冷たい空気が入ってきたら意味がありません。
防寒対策のために冷たい空気が入らないようにブロックすることが大切です。
防寒ウェア
防寒ウェアに関しては、各メーカーや小さい個人ショップまで数え切れないほどの種類が出てます。
たくさん種類があるのは嬉しいことなんですが、
選ぶ方としては大変ですよね💦
というか、ちょっと本音を言うと「分かりにくい」です。
なので、今回は釣りの2大メーカーであるシマノとダイワを中心に防寒具を紹介していきます。
他のメーカーでもコレいい!!と思った商品は紹介していきますので、デザインも含めて自分の気に入ったものを選んでくださいね(^^)
シマノ 防寒ウェア
シマノの最近の防寒ウェアは「STRV」という独自の暖かさの基準が付いてる物があります。
STRVってなんだ?って方もいると思いますが下の画像を見てもらえれば分かるかと思います。
簡単に説明するとSTRVが高ければ高いほど暖かいということなので、気温に合わせたコーディネートがしやすいようになってます。
しかも、アイテムごとに数値が設定されてますので組み合わせ次第で、どんな気温にも対応出来るようになってるんです。
また、シマノはウェアの下に着るアンダーウェアやミドラーウェアとの空気の層を保つように設計しているため暖かさが持続するのが嬉しいポイントですよ。
先程お伝えした空気の断熱材をしっかり作ってくれるから暖かいんです。
もちろんシマノのアンダーウェアやミドラーウェアにもSTRVが付いてますので、組み合わせてやれば防寒対策が数値として分かりやすのも嬉しいポイントですね。
1年の型落ちモデルになるとかなりお買い得なるので狙い目ですね。
STRV値は「8」ですのでかなり暖かいです。
コスパを重視するならコレでしょう!
もちろん透湿・防水性能はバッチリですし、釣り専用モデルですから釣りの動作1つ1つがやりやすいように設計されていますよ(^^)
※透湿・・・汗がウェアの外に排出される機能
※防水・・・雨・雪などの水がウェアの中に入り込むのを防止してくれる機能
シマノの技術を詰め込んだ最強防寒ウェアと言えば、
リミテッドプロですね!
最新モデルはステラと同じくらいしますが、
型落ちを狙えばマジでお買い得に手に入れられます。
細かい所まで釣り人の動きに合わせて考えられていますし、
着脱可能なダウンスーツがスゴイです!
なんとダウンスーツ単体でのSTRV値は驚異の10でウェア自体のSTRVが7なので、リミテッドプロの性能だけでSTRVの合計が17になります。
極寒の磯を対象に考えられているモデルなのでマジで暖かいのが数値としても分かりやすいですね。
極寒の環境での釣りを考えていて最強の防寒具が欲しい!という方はリミテッドプロに決まりです(^^)
ダイワ 防寒ウェア
日本の2大釣りメーカーであるダイワも防寒ウェアには力を入れています。
ただシマノのように数値で暖かさの基準が分かるものが無いのでウェアを選ぶのは若干苦労するかもしれません。
ただデザインはカッコいいものが多い気がしますね!
ダイワと言えばレインウェアでも大活躍のレインマックスです。
雨だけに使える機能かと思いきや撥水力が高く透湿&防風性能も高いレインマックスは冬でも大活躍してくれます。
氷点下にならないくらいの気温であれば、これで冬のシーズンを乗り越えられるでしょう。
一生大事にしたい!という気持ちがあればゴアテックスの防寒ウェアでしょう!
ゴアテックスと言えば性能の高さに関しては説明がいらないくらい最強の証ですよね。
もちろん釣りメーカーならではのこだわりが随所に散りばめられてるので、冬の釣りのお供として一生付き合っていきたいアイテムになってます!
ロゴス 防寒ウエア
必要最低限の防寒ウェアで良い!という方にはロゴスの防寒ウェアですね!
激安なので1シーズン使い倒したいという方にもピッタリです!
必要最低限と書きましたが、しっかりとした中綿入りのウェアですから暖かさに期待が出来ます。
また、腰の部分にはカイロポケットもあり高い防水性能も備えてるので最初の1着には充分過ぎる機能を持ってますね。
ヒートベスト 次世代のウェア
寒いなら温めてしまえばいいという「ヒートベスト」なるものを知ってますか?
防寒ウェアを使っても寒いものは寒いんだよ!という状況が生まれる可能性があります。
今までならそんな時に頼りにしてたのは、カイロですよね?
私も真冬になると体中にカイロを貼って釣りをすることがあります。
ただ発熱力に関してはそれ程でもないので「無いよりは良い」というくらいの認識でした。
しかし、ヒートベストは違います。
モバイルバッテリーから電源を取り身体を温めてくれるんです。
しかも、カイロの用に1ヶ所集中というわけではなく広範囲に温めてくれるので暖かさを実感してもらえます。
私がマジで推したい商品がコレです。
気温5-10℃の環境なら連続15時間稼働出来るのがめちゃくちゃスゴくないですか?
北海道の真冬ならもう少し短くなると思われますが、
それでもバッテリーの容量としては充分なので冬の釣りの大きな味方になってくれるのは間違いありません。
同様な商品は最近たくさん出てますが、
こいつほど大きな容量のバッテリーが付属してるヒートベストは他に無いので、これからの釣り人にとっては必需品になっていくアイテムだと思ってます!
レビューを見ても高評価なので間違いはないですよね!
仕事用に現場で着る為に購入
暖かくて購入してよかったです。
これからの時期は役立ちそうです。
帽子&
身体は防寒出来ました!
次に寒くなるのが「頭」ですよね💦
顔・耳も防御しておきたいところです。
夏はキャップが釣り用の帽子として人気が高いですが、冬はニット帽だったりと暖かいものを使ったほうがいいでしょう。
シマノのニット帽にはネックウォーマーも付いてますからコスパいいですね。
ダイワの帽子も耳あてが付いてますので、冷たくなりやすい耳がガードされるのは嬉しいです。
耳は凍傷にもなりやすい部位なのでしっかりガード出来る商品を選びましょう。
元々の夏用キャップを活かすならパズデザインのネックウォーマーが大活躍してくれます。
頭から首までしっかり覆ってくれるので、かなり暖かいですね。
手袋(グローブ)
手袋(グローブ)もかなり重要な防寒アイテムですね!
先程もお伝えしたように人間は手足から寒さを感じますし、
手が冷たいと釣りの基本動作であるキャスト・リールを巻く・仕掛けを結ぶといった動きにも支障が出ます。
末端は血流が不足しやすいので凍傷になりやすい部位でもありますしね。
なので、冬の釣りにおいて手袋(グローブ)はマジで重要です。
快適に釣りをするためにも自分の釣りスタイルに合った手袋を選びましょう。
シマノ&ダイワ
どちらも防水・断熱・保温性に優れた素材であるクロロプレン素材のグローブです。
クロロプレンと言われると馴染みが無いかもしれませんが、
商品名ではネオプレーンなので聞いたことがある方もいますよね?
ネオプレーンのウェダーは寒い時期のウェーディングには欠かせない素材で出来ており、これ無しには釣りを続けられないくらい必須アイテムです。
そんなネオプレーン素材が手袋(グローブ)にも使われてるんですよ。
手袋として少々値は張りますが暖かさを考えると私的にはこれ一択ですね。
クロロプレンの手袋ならシマノかダイワの好きな方を選べば間違いありません。
ヒートグローブ
ヒートベストでも紹介しましたが、寒ければ温めればいいシリーズの手袋版です。
こちらも充電式のリチウムイオン電池で保温してくれますが、
嬉しいのが緊急時には乾電池でも保温可能という点です。
釣りは長時間になることも多いですし、保温系のアイテムを使用するなら気になるのが「バッテリー切れ」ですよね。
もちろんこの手袋も低温設定なら8時間使用可能ですが、
外気温が低ければ低いほど連続使用時間は短くなると思われます。
なので、緊急時用に乾電池で作動するのはめちゃくちゃ嬉しい機能なんです。
価格もクロロプレン素材のグローブと大きく変わりないですし、
釣り専用というわけではありませんが検討して見る価値大アリなグローブですよ!
靴(インソール)
冬用の靴(シューズ)を探してるなら、雪や氷で滑らないようにスパイクが付いたシューズを選んだ方がいいです。
私の地方はそんなに雪が降らないから大丈夫!って思ってても、遠征する可能性だってありますし安全第一のためにもスパイクは必須ですよ。
滑って転んだら命に関わるのが釣りですので、ここはしっかり選んでおきましょうね。
ここまでくると、電熱商品は冬の必需品と言えますね。
中敷き(インソール)にも電熱商品が出てます。
冷えやすい指先を温めてくれますので、
釣りだけじゃなく普段使いでも重宝しそうです。
寒がりな人へのプレゼントにもいいですね(^^)
ハンディーウォーマー(繰り返し使えるカイロ)
冬場では欠かせないカイロですが、
繰り返し使えるカイロがあるのは知ってますか?
それがZIPPOから出てるハンディーウォーマーです。
ZIPPOはライターで有名ですが、この商品はライターの用にオイルを入れて着火させることでカイロとして使えるんですよ。
直接、火が出るわけじゃないので、そのへんは安心してください。
これがマジで温かい!
いやアツい笑
直接、肌に当ててると低温ヤケドになるので使う時にはしっかりケースに入れて持ち歩いてくださいね。
実はこの商品はZIPPO以外からも似たようなものが出ていますが、本気でオススメしないです。
私は「安いから」という理由で他の似たような商品を使ってたんですが、最初の頃は普通に使えていたもののすぐに暖かくならなくなり使えなくなりました。
しかも2つも。
1つくらいなら商品の不具合かな?くらいで許せたんですが、さすがに2つ同じことが起きるということは不具合というより「そういうもの」なんでしょう。
なので、それからはZIPPOの商品だけを使ってますが、ZIPPOのハンディーウォーマーは耐久性が全然違います。
長いこと使えるカイロですし、普通のカイロよりも暖かいのでマジで使えますよ!
使い切りじゃないのでコスパもいいですしね♪
これもちょっとしたプレゼントに丁度いいので友達や冷え性の人に渡してあげると絶対喜んでくれると思います(^^)
最後に
今回は冬用の防寒具について記事にしました。
冬の釣りは厳しい条件のことが多いですが、釣れる魚は冷たい海水で身がしまってめちゃくちゃウマいです♪
冬しか釣れない魚もいますしね(^^)
釣りは年中楽しめる趣味ですし四季を感じるもの楽しみの1つとして付き合っていきたいです。
ただしっかり防寒対策をしておかないと命に関わる自体になりかねないので、今回紹介した商品を参考にして寒さ対策をしてくださいね。
冬の釣りはガイドが凍ってライントラブルでロッドが折れたり、転んでリールが壊れたりする可能性が高くなります。
実はそんな時に使える「釣りの保険」があるのは知ってますか?
「保険=高い」というイメージがあるかもしれません。
実際に調べてみると確かにそういう保険もたくさんありましたが、私はコスパ重視なのでリーズナブルで保証がしっかりした保険だけをセレクトしています。
釣り人全員に読んでほしい記事ですので、万が一のためにもぜひ保険に入ってくださいね。
万が一の車上荒らしにも対応してますので安心して釣りにいけますよ(^^)