2020年の札幌フィッシングショーが中止になりましたね。
新型コロナ(COVID-19)の感染を広げないためなので仕方ありません。
重症化するのは高血圧や糖尿病などの持病を持った高齢者と言われていますが、中国で30代の医師が帰らぬ人になったり、北海道でも20代の若い方が重症化しているとの報道もありますからね。
当初、感染力はそれほど強くないと考えられていた新型コロナですが、ここに来て想定以上の感染力を持っていることがわかってきました。
イベント中止は政府も促しているところなので、仕方のないことかなーとは思います。
実際にJリーグのリーグ戦、ルヴァンカップが延期になったり、野球もオープン戦を無観客で開催することを決めましたからね。
夏にオリンピックを控えている日本が取るべき行動として、外出規制という状況になってくる可能性も十分にあります。
サッポロフィッシングショーは時期が3月の21日22日と、イベント自粛期間とはズレてますが仕方ないですね。
釣り人は釣り時代も控えた方が良いのか、その辺りも考えていきましょう。
今回の記事では、
- 札幌フィッシングショーが中止になった理由
- 新型コロナ(肺炎)の感染経路から見た中止の理由
- 2019札幌フィッシングショーの様子
- 2020札幌フィッシングショーが開催されないことによる影響
- 釣りはしても大丈夫?
という内容が分かります。
フィッシングショーが中止になったのはメチャクチャ悲しいですが、これも思い出として記憶しておきましょう。
目次
中止になったのは新型コロナの影響

札幌フィッシングショーが中止になったのは、新型コロナ(COVID-19)の影響です。
新型コロナは、カゼのような症状(鼻水、セキ、発熱)が長引いたと思ったら肺炎になっていた(一部の人が重症化する)という状況のため、普通のカゼやインフルエンザとの見分けが難しいというところにあります。
厚生労働省の公式見解としても「4日以上の症状が続くようであれば医療機関を受診する」となっているため、見分けが難しいことが分かります。
【厚生労働省】新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解
※4日以上と言いましたが「高齢者は2日以上で受診」となってますので要注意
感染力はインフルエンザと同じくらいと考えているようですが、無症状の人からも感染する可能性があるので感染が広がっていると厚生労働省は考えてますね。
これ以上感染を広げないためにも、イベントは中止にすべきとの方針が政府より出されてました。
札幌フィッシングショーもその影響を受けて中止になったという経緯ですね。
【感染経路】なぜ中止にすべきなのか

では、イベントを中止にすべき理由を新型コロナの感染経路から考えていきましょう。
厚生労働省が発表している新型コロナの感染経路は
- 接触感染(菌があるところに触れてしまい何らかの形で体内に入って感染する)
- 飛沫感染(感染した人がセキやクシャミをすることで菌が出され、それが体内に入ることで感染する)
となっています。
現状(2020年2月27日段階)ではエアロゾル感染(空気中に菌がフワフワと残っている状態から体内に入る感染)は無いと考えられていますね。
つまり、菌を直接触らないよにしたり、感染してる人のセキやクシャミから避けられればイイわけです。
しかし、実際に人が集まる場所の「どこに菌が付いてるか分からない」「セキやクシャミを完全には避けられない」という理由からイベント中止が促されている状況ですね。
札幌フィッシングショー自体も人と人の距離がものすごく近いですし、実際に新商品を手にとって触れられるので新型コロナの菌をもらう可能性があります。
このことから札幌フィッシングショーは中止になったと考えていいでしょう。
2019札幌フィッシングショーの様子

今年の札幌フィッシングショーが開催されないというのは非常に寂しいので、2019年の札幌フィッシングショーを少し振り返っていきましょう。
誰が出演した等は私の去年の記事を参考にしてくださいね。
個人的には児島玲子さんが引退されるということなので「会いたいなー」と思ってましたが、叶わぬ夢となってしまいました。
※元々、誰が来るのか分かってませんでしたけど。
会場では今年発売となる新商品を手にとって実際に触れられたり、プロの専属スタッフに釣りのアドバイスを直接もらったりすることが出来ましたよ!
新商品は触れれば触れるほど欲しくなるので要注意です笑
ロッド1つ取ってみても「めっちゃ軽い!」「使いやすそう!」って声が実際に聞こえてくるので、リアル口コミをゲット出来ちゃうのも良いところでした♪
ミーハーな私は釣り会で有名な方を見てるだけでも幸せでした(*^^*)
2020札幌フィッシングショーが開催されない影響

冬の北海道の釣り人はヒマしてることが多いですからね。
フィッシングショーに行けるのであれば行きたい!という人が私の周りでも多いです。
先程も挙げましたが、実際に新商品を手にとって触れられる機会は中々ありません!
しかも、近くにはプロのスタッフやメーカーの人がいるので、正しい使い方を「タダ」で教えてもらえるんです!
「よく釣れる!」と評判のルアーでも使い方を間違えるとマジで釣れません。
なので、使い方は非常に大事なんですが、開発から関わってるメーカーやプロスタッフから直接教えてもらえるなんて北海道じゃ奇跡みたいなもんですもん!
1年に1回しかない機会が無くなったのは非常にツラいです。
楽しみにして仕事の休みを取った人もいるでしょう(私が実際にそう)。
来年までお預けなのが本当に残念です。
釣り自体も中止にすべきなのか

2020年の札幌フィッシングショーは中止になりましたが、私たち釣り人は「釣り」がメインです。
果たして釣り自体も中止にすべきなんでしょうか?
答えは「グレー」でしょう。
行くのを考えたほうがいいのは、遊漁船やサビキ釣りなど他の釣り人と距離が近い釣りです。
距離が近ければ新型コロナに感染する可能性が高くなりますからね。
しかし、他の釣り人と距離が離れているようなショアジギングになると話は別です。
むしろ積極的に行っても他人との接触が無いから大丈夫なんじゃないでしょうか。
3月上旬くらいまでワカサギも安全に釣れますので、テントを持ってる方はソロでのワカサギ釣りなら家にいるのと変わりないですしね。
充分楽しめます(^^)
3月4月の釣りと言えばショアサクラマスもありますね。
この釣りも他の人と距離が空いてる釣りなので大丈夫でしょう。
ホッケ・ニシン釣りは他の人との距離が近いので黄色信号です。
人がいないポイントでこっそりとやるならまだしも、超人気スポットは避けた方がいいと思われます。
最後に
今回は、2020札幌フィッシングショーが新型コロナ(COVID-19)の影響で中止になったという話題で記事を書きました。
札幌フィッシングショーが中止になるのは本当に残念です。
釣り業界にも釣り人自身にも影響があります。
ただ、感染が広がっていくと行動自粛もあり得るくらいなので、今年は仕方なかったと諦めましょう。
その分、2021年の札幌フィッシングショーに期待してます!
ここはガマンをして釣りのハイシーズンには新型コロナは終息しているという状況を目指しましょう!