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釣り中に地震が来た時の対策 北海道胆振東部地震を経験した時の行動を振り返る

地震対策釣り

2018年(平成30年)9月6日3時7分59秒の瞬間に
アナタは何をしていましたか?

私は浜益川で鮭釣りをしようと
車中待機をしている時に被災しました。

グラっと感じた直後にスマホから警報音が鳴り
「地震だ!」と状況を理解した記憶があります。

その時、私はどう感じたのか。
釣り人が釣り中に被災したらどういう状況になるのか。

今回は、釣りが趣味の私が
釣り場で大きな地震を感じた時の行動を振り返ります。

二度と経験したくないことですが、
失敗した行動もあったので今回のことを教訓にし
記憶を風化させないためにも記録に残します。

釣り人であれば絶対に知っておいて欲しい内容です。

地震大国と呼ばれる日本ですし、
今後自分が被災する可能性は0ではありません。

その時に落ち着いて行動するために
私の行動を教訓にして欲しいと思います。

情報を知ってるのと知らないのとでは、
行動に差が出ますからね。

対策を考えることも出来るようになります。

今後起こる可能性が高いとされる
南海トラフ地震や十勝沖地震で減災するためにも
一人の釣り人の行動を知っておいてください。

目次

釣りのために車中待機中 被災直後の行動と対策

地震直後、車の外の状況を理解するために
取り敢えず車から出ました。

周りはまだ暗いですが、
私と同じように車中で過ごしている方もいたので
不思議と怖さはなかったです。

あれが1人だったらと考えるとマジで不安です。

不安な状況で判断力が鈍った可能性は充分にあります。

振り返ると怖いんですが1人で磯に行ってなくて
本当に良かったなーってと思いますね。

やっぱり磯に出かける時は2人以上がいいです。

2人以上で行動しお互いに状況判断をしながら
ベストな行動を取りましょう。

私がいた浜益町は強い地震があったことを
町内のサイレンで知らされている状況でした。

結構強い地震だったので、
まずは全体の状況確認と津波が来る可能性があるのかを
車のTVとスマホからの情報を得ることにします。

TVやスマホからの情報で震源地が厚真だったこと、
被害がとてつもなく大きかったことが分かりました。

とりあえず津波の可能性は低いことが確認できましたので、
その場で待機です。

9月頭の3時~4時ですから周りは真っ暗です。

直後に大規模停電もありましたので、
暗いうちから行動するのはキケンが多いと考えて
止めました。

結果的にこの行動は良い判断でしたね。

暗いうちから行動した同僚は道路の陥没に車のタイヤがハマり
動けなくなったようです。

「車が動かなくなる=帰れなくなる」ですから、
遠征してる釣り人は帰宅手段を失います。

公共交通機関(JRやバス)も運休してましたしね。

動かなくていい状況であれば、
「暗いうちは安全のために待機」しましょう。

どんな災害もそうですが、
暗いうちに発生した災害では
明るくなるまで全貌の把握は出来ませんからね。

暗いうちは「そんなに被害はないのかな?」
と思っても、明るくなってから被害が分かってくるもんです。

自分の身を守るために安全な行動を取りましょう。

情報収集をしている間、家族にも連絡し無事を確認します。

この時の後悔はスマホを充電していなかったことです。

この後、北海道では大規模停電となったので、
スマホの充電どころではなくなりました。

今回の地震以外でも携帯やスマホの充電問題が
起きています。

充電可能な状況であれば積極的に充電しておきましょう。

モバイルバッテリーもありましたら、
一緒に充電しておくことを強くオススメします。

初日 停電の恐怖

明るくなってから行動し始め、
何とか自宅についたのが7時くらいです。

道中は停電の影響で信号が機能しておらず危険な状況でしたね。

交差点も怖かったですが特に怖いと感じたのはトンネルです。

真っ暗なトンネルを車のライトだけで走行するのは、
想像よりも遥かに危険な状況でした。

トンネル内は普通、
入口付近と出口付近のライトは強めに設定されています。

それは急に明るくなったり暗くなったりすると
人間の目が状況に適応できずに周りが見えなくなるからです。

なので、ライトの強弱で事故が起こらないように
してくれてるんですが停電中はそのライトが付いてません。

だからキケンなんです!

停電したトンネル内は普通の道路以上に
ゆっくり走ることをオススメします。

マジでメチャクチャ怖いです。

事故が起こる可能性がすげー高いので、
注意しましょう。

2日目 釣具が活躍し減災対策に

初日は仕事に追われて用意出来ませんでしたが、
2日目の朝に釣具の中で使えそうなものを引っ張り出してきました。

私が持っている中で使えたのは、
クーラーボックス&ヘッドライト&充電式の集魚灯です。

クーラーボックス:食材管理

今回の震災で分かったのは冷凍庫は気密性が高いので、
中身をそのままにしておいてもしばらくは大丈夫だということ。

しかし、冷蔵庫はそうもいきません。
何回も開け閉めしますので庫内の温度が上がってしまいます。

保冷剤の量も限られていますので、
少量の保冷剤で最大のパフォーマンスを発揮してもらうためには
余分なスペースを与えないほうがいいなと思いました。

なので、冷蔵のものはクーラーボックスに移して
保冷剤を入れることでしっかり冷やすことが出来てました。

冷蔵庫の中は空間が余っているので同じ量の保冷剤を入れても、
同じ保冷力を保つことは不可能だったでしょう。

「保冷力を保てない=食材が腐る」ということですからね。

備蓄のない家庭では食材を失ってしまいます。

私の持ってるクーラーボックスが保冷力が長く保てる
シマノのクーラーだったことも幸いしました。

保冷力の弱いレジャー用のクーラーボックスなら
同じような結果にならなかったでしょう。

こういう時のためにもクーラーボックスは
保冷力を長く保てるやつを選んでおくといいなと思いました。

ヘッドライト&集魚灯:停電対策

次に活躍したのがヘッドライト充電式の集魚灯です。

夜は真っ暗でしたので
トイレに行ったり食事をするのも大変でした。

そんな時に釣り用のヘッドライトと集魚灯が
大活躍してくれましたね。

特に集魚灯はメチャクチャ明るいので重宝しました。

室内で使う時は一度壁に光を当てて
間接照明的に使わないと眩しいくらいです。

子供はお祭りみたいだと喜んでましたけどね。

明かりを取るならロウソクもありますが、
火事が怖いです。

夜の明かりを求めてホームセンターに長蛇の列が出来てましたので、
ヘッドライト&集魚灯を持っててマジで良かったです。

真夏や真冬なら長時間外にいるだけで大変ですからね。

特に小さな子供や高齢の家族がいる場合は、
外にいることも出来ないでしょうから、
釣り人ならヘッドライト&集魚灯で停電対策をすることを
オススメします。

集魚灯は燃料を使うタイプの場合、
発電機は室外(外)に置きましょう。

室内で使うと一酸化炭素中毒になる可能性が
非常に高いのでマジでキケンです。

今回、北海道でも事故が起きてしまいました。

発電機は外に置いて、
集魚灯だけを室内に入れるよう注意してください。

通電火災対策

正直今回の地震・停電が起こるまで知らなかったんですが、
停電が回復した時に起こる通電火災という火事が起こる可能性があります。

阪神淡路大災で問題になった火事が通電火災なんですね。

停電になった時にはブレーカーを落としておいて
通電が確認できたらブレーカーを上げて
火災が起きないか確認するようにしましょう。

地震に火事までプラスされたら目も当てられませんからね。

二次的被害を起こさないために、
しっかりと対策をするようにしましょう。

自宅の被害状況

幸いなことに自宅に被害はありませんでした。

ただ、一見被害が無いように見える状況でも
プロの目から見ると被害が確認できることがあるそうです。

特に震度が強かった苫小牧辺りはこの状況が非常に多いと聞きました。

札幌でも地盤沈下の被害がありましたので、
自分の家は何とも無いと思っていても
知らずに被害を受けている可能性がありますよね。

めちゃくちゃ怖いです。

実は被害があったという状況で、
次に大きな地震が起きたら自宅が壊れる可能性もありますもんね。

その時、自宅にいたらと考えるととても不安です。

自分が釣りに出かけてる時に地震が起きて、
家族が壊れた家の中にいたら・・・
めっちゃイヤですよね。

もし、自宅が地震の影響を受けていないか
心配であればここに連絡してみて下さい。

お家に保険申請可能な被害があるかの無料調査

火災保険を受け取るための調査をしてくれる業者さんなんですが、
無料で自宅の点検をしてくれて修理が必要な所を教えてくれるんです。

自宅の損壊状況が地震によるものなのか、
その他の影響によるものなのかを判断してもらうだけでもいいですよね。

点検費用は下りた保険から支払い出来ますし、
点検だけで済んだ場合は料金は発生しません。

地震保険に入っていないから不安ですか?

持ち家の方は地震保険に入っていなくても
火災保険には入っていますよね?

火災保険って火事が起きたときだけに
使える保険だと思ってる方が非常に多いんです。

実は約9割の火災保険は火事以外の
台風、大雨、雪などの自然災害による被害でも使えます。

しかも、築5年以上の住宅であれば
70%以上で保険金が下りているデータがあります。

つまり今回の地震と関係なくても保険金が下りる可能性がある
ってことですもんね。

自分の家はもちろんのこと、
実家なんかも調査してもらったら良いと思います。

もらえる可能性があるものを黙っておくのは勿体無いですからね。

火災保険は車の保険と違って
保険を使ったからと言って保険料が上がることはありません。

だから使わないとマジで勿体ないんです。

地震で火災保険の申請を出すには屋根に登ったりする必要もありますが、
せっかく登った屋根で素人が正しい判断が出来るとも限らないですしね。

そういう意味でも調査専門のプロに
無料で点検してもらうこと自体にメリットを感じます。

しかも、今ならアンケートに答えるだけの
キャンペーンも実施していますので普通にお得ですよ。

キャンペーンのおかげで外食出来たり、
新しい釣具が手に入りますもんね。

不安を取り除きたい方はもちろん、
今がオトクな無料点検をオススメします。

自分や家族の安全を守るための調査だと思って
時間を作りましょう。

お家に保険申請可能な被害があるかの無料調査

火災保険を受け取るまでには6つのステップがあります。

  1. 専用サイトの一番下にある登録フォームで受付をする。
  2. プロの業者さんから連絡があるので被災状況確認の日を決める
  3. 被災状況の確認&写真撮影をしてもらう(1時間~1時間半程度)
  4. 保険会社への提出書類を作る&修理費用の見積もりが出る
  5. 保険会社との立ち会い審査をする
  6. 保険会社から被災認定通知が来る
  7. 保険金を受け取る

これ全てを自分でやるのは、
結構キツいですよね。

正直素人の私には全震がないです。

でも、お家の保険相談センターなら
これらすべてをサポートしてくれます。

自分一人でやるのは①の
登録フォームから情報を送信するくらいですね。

10項目を入力して送ればいいだけです。

「ご紹介者様(任意)」のところに
「どさんこフィッシング」と書いて頂けると私に恩恵はあるのかな?笑

気になるのでぜひお願いします笑

と、まぁ冗談はさておき
マジで不安を消すためにも調査だけでもしてもらってくださいね。

調査だけなら無料ですし、
保険会社から入金があったら成果報酬という形で
支払いすればいいだけですから。

突然来る災害で大切な家族の笑顔を
失わないように備えておいてください。

災害への備えは起こってからでは遅いですよ

お家に保険申請可能な被害があるかの無料調査 

最後に

政府の地震調査研究推進本部が
2019年1月に発表したPDFを見てみると、
今後30年間に震度6以上の地震が起こる確率が出てます。

政府の地震調査研究推進本部発表 全国地震動予測地図2018年版のポイント 2019.1月版

今現在、日本では
十勝沖地震や南海トラフ地震が起こるじゃないかと
考えられているのでその辺りは確率が高くなってますね。

ただ、これに載っていないからって安心なわけじゃないです。

阪神淡路大震災だって
「関西で大きな地震が起こるはずがない」
と言われてたのに地震が起きたわけですから。

いざって時のために自分が出来る減災対策はしておきましょう。