ホッケ・ニシン

【ポイント・場所】ホッケの釣り方!マル秘テクニックも紹介!

ホッケ釣り方ポイント

この記事を読んで欲しい方

  • ホッケの釣り方が分からない
  • ホッケが釣れるポイント(場所)がどこか知りたい
  • ホッケを釣るためのテクニックを知りたい
  • ホッケを3桁(100匹以上)釣りたい

北海道を代表するで春と秋に釣れる魚と言えば?

そう!ホッケですよね!?

庶民の魚と言われた姿はどこへやら、すっかりお高いイメージの付いたホッケ。

昔は3桁釣れるのが当たり前でしたが、今ではボウズ(1匹も釣れない)があるくらい難しい釣りとなってしまいました。

しかし、それでもポイント(場所)選びや釣り方を間違えなければ1日で3桁釣ることも出来ます

ホッケは冷凍も出来るし、調理法もたくさんあるので100匹釣っても家族で消費出来ます!

防波堤でやれば休日のファミリーフィッシングにも向いてますね!

釣っても食べてもおいしいホッケは釣り人の人気ターゲットです。

そんなホッケの釣り方やポイント(場所)、私がやってるマル秘クニックを紹介します。

ホッケ釣りで大事なことを全て書いてますので、この記事を読んで【爆釣】目指して頑張ってください(^^)

目次

ホッケが釣れる時期

ホッケは春(4月)晩秋から初冬(11月12月)にかけて岸寄りします。

春のホッケは成長途中なので小型が多いですが、脂が乗っててメチャクチャおいしいです♪

秋から冬にかけてのホッケは産卵に来るので大型が多いですが、卵に栄養を取られてる感じがありますね。

それでも、釣ってきたホッケは売り物とは比べ物にならないくらいウマいですよ!

ホッケの釣り方

ホッケはいろんな釣り方で釣ることが出来ます。

ホッケの釣り方の種類
  • 投げ釣り
    →重りと針を付けた仕掛けを飛ばして魚がかかるのを待つ釣り方
  • サビキ釣り
    →針が5-6個付いた仕掛けを使った釣り方
  • ウキ釣り
    →発泡スチロール製の浮きの下に針を付ける釣り方
  • ジギング
    →鉛や鉄で出来たジグやルアーと呼ばれる疑似餌をリズミカルに動かす釣り方
  • ロックフィッシング
    →ワームと呼ばれるゴムのような素材で出来た疑似餌を使う釣り方

サビキ釣り

ホッケの3桁(100匹以上)釣りを狙うなら、撒き餌(コマセ)をしながら、【サビキ釣りorウキ釣り】で狙うのが簡単です。

サビキ釣りもウキ釣りも気にしなければならないのは「棚(タナ)」と呼ばれるホッケが海にいる層を狙うことです。

例えば水深が5mだとし、仕掛けの長さを1mと仮に決めます。

ホッケがいる「タナ」は底から1-2mだとすると、水面から1mの所ばかり狙っていると仕掛けがホッケに届かないので全く釣れません。

ホッケ釣れない
見えているホッケであれば、水面しか狙わなくていいのでサビキでもウキでも好きな釣り方で釣るといいでしょう。

しかし、ホッケの姿が見えないときにこそ、いろいろな深さを狙う必要があります。

様々なタナ(深さ)を攻略する方法としては、まずサビキ仕掛けを一番下まで落としてやるといいですよ。

一番下まで何秒かかったのかを把握して3等分してください。(6秒かかったら2秒ずつ上層・中層・下層に分ける)

上層は見えていると思いますので、最初は気にせず中層と下層を狙ってみましょう。

ホッケがいる場合は、「グンッ!」と大きな引きを感じますので、あとはリールを巻くだけでホッケが釣れます!

このとき、どの層でホッケが釣れたのかを記憶しておくと、同じタナを狙えばホッケを次々と狙い撃ちできるのでオススメです。

釣れたら撒き餌(コマセ)を続けてホッケの群れを上層までおびき寄せてください。

上層までホッケを寄せたら、コッチのもんです!

撒き餌(コマセ)したところに仕掛けを垂らすとホッケがバンバン釣れます!

こうなってくれば3桁釣りもできますので、ラッシュをかければOKです(^^)

あまりに釣れるホッケの数が多いと、柔らかい竿(ロッド)だとホッケの重みに耐えきれずに竿が折れます。

ホッケが同時に3匹4匹と釣れる時には、針だけをカットして釣れる数を減らしてください。

そうすれば、ホッケが釣れすぎて竿が折れるってことはないですよ♪

仕掛けは300円前後で買えますが、竿はそうもいかないですからね。

ウキ釣り

ウキ釣りの利点は【ホッケに警戒心を与えない】という点です。

ウキの下は針とエサだけなので、フワフワと海中を漂わせることでホッケに違和感を与えること無く釣ることができます。

シーズン中盤から終盤になるとスレてホッケが仕掛けに見向きしなくなるので、そんなときはウキ釣りの出番です!

ホッケに仕掛けを見切られること無く釣りができるので、ホッケ釣りにおいてウキ釣りも非常に重要な釣り方になりますよ(^^)

ホッケ釣りのロッド(竿)&リール

ホッケ釣りのロッド(竿)は3号のものを用意すればOKです。

3号の竿を使う理由は【ホッケがたくさん釣れると竿が折れるから】ですね。

竿が折れると釣りを続けられなくなりますから、3号の固い竿を用意するといいでしょう。

リールはワゴンセールの安いリールで充分です。

ホッケ釣りはマキエ(コマセ)を巻くので、リールが汚くなる可能性があります。

汚くなるのに高級リールを使ってたら、マジでもったいないですからね。

ワゴンセールで大きめのリールを買っておけば、ずーっと使えますよ(^^)

撒き餌のポイント&テクニック

撒き餌は広い海からホッケを岸に寄せるために非常に有効です。

撒き餌次第で釣果が変わると言っても決して過言ではありません。

そのくらい重要な要素です。

私がホッケ釣りを始めたころの話

私は撒き餌にオキアミブロックと市販の粉系のものを持っていきました。

ホッケが岸に寄るまで必死に撒いていたんですが、中々寄ってきてくれません。

しかし、2-3時間ほど遅れておじいさんがやってきて隣で撒き餌をしたところ、すぐにホッケが寄ってきて爆釣タイムが始まります。

何十人も釣り人がいる中で、おじいさんの撒き餌にだけ明らかにホッケの反応がいいんです!

「嘘だろ!すげー!」と思いながら、おじいさんに撒き餌に何が入っているのか聞いてみると「オキアミと砂だけだよ」と教えてくれました。

いや、絶対ほかにも入ってるでしょ?笑

って思ったことが今でも鮮明に覚えてます。

ホッケ釣りを始めたころの、おじいさんの強烈なイメージから、私は毎回のように撒き餌の調合を変えています。

最近は、あの時のおじいさんと並んで釣りをすることがないので、自分の撒き餌がおじいさんに追いついたかどうか分かりませんが、確実にホッケは寄ってきてますよ(^^)

魚類は「旨味成分」「におい」に反応することが分かっていますので、現状私の撒き餌は以下が主体です。

撒き餌調合内容

・オキアミブロック
・すりおろしニンニク(におい要員)
・エビ粉(旨味成分)
・味の素(旨味成分)
・イサダ(北海道沿岸に住んでいる魚達が実際に食べているエサ)
・砂

上記の撒き餌(コマセ)の中でも一番大事なのは「砂」です。

砂を混ぜることで撒き餌が確実に下層まで落ちてくれます。

逆に砂を混ぜなければ撒き餌はフワフワして海中を漂ってしまうので、下層にいるホッケにアピール出来ません。

必ず砂を持参し撒き餌に混ぜ込んでおくことをオススメします!

撒き餌の撒き方にもポイントがあります!

始めはホッケが岸に寄っていないので広範囲に散るように撒いて、ホッケが近寄ってきたら(釣れ始めたら)自分の仕掛けが撒き餌で隠れるように集中して撒きましょう。

ホッケが寄り付いたら自分のところに長く滞在してもらうことが大事なので、撒き餌は散らさず自分の仕掛けを置く場所にホッケが常にいる状態を目指します!

数釣りをするための大事な方法なので必ず実践してください!

ホッケのエサのオススメはマグロ?エビ?

ホッケ釣りのエサは、マグロもしくはエビの2択です。

ウキ釣りをする場合はエサの違いで釣果に差が出ます。

両方反応する日であれば、どちらでも構いませんが私の経験上明らかにどちらか片方の反応が良い日の方が多いです。

ホッケに聞いたわけじゃありませんが、釣り人の多くはどちらかのエサを使うことが多いですからホッケがエサを見飽きていることが関係していると思ってます。

さすがのホッケも毎日同じエサを見てるとエサだと分かるんでしょう!

その釣り場で毎日どちらのエサが使われているのか分かりませんから、エサは両方とも持っていくことをオススメします。

せっかく遠出するんですから準備は最大限しておくべきです。

ホッケが釣れるポイントは?場所選択が最大の難関!

ホッケを釣るためには日本海側で竿を出すべきです。

太平洋側でも釣れることがありますが、私の経験では太平洋側で釣れたことは1度しかありません。

それも1桁の釣果です。

ホッケ釣りの楽しさ、美味しさを味わうためにも日本海側を狙いましょう!

また、同じ日本海側でも場所によっては全く釣れていない(ホッケが寄ってこない)という経験があります。

車で10分15分程度の距離でも、あっちはポツポツだったのに、こっちは爆釣してる!という経験がありますので、釣果に満足できないときには移動も考えてみてください。

3桁釣るためにはフットワークも大切な要素です。

石狩湾新港

2018年の春は久しぶりにホッケが石狩湾新港にやってきました!

通称「砂揚場」と呼ばれる東埠頭の手前側(朝市の目の前)にはホッケ狙いの人で入る隙間もないくらいでしたね。

これが毎年続けば札幌の釣り人は楽が出来ます笑

私も行きましたが、朝から10時くらい?の釣行で60匹程度でした。

やればやるだけ釣れましたので、余裕で3桁釣り出来た日でしたよ♪

石狩でこれだけ釣れてくれれば大満足ですね!

2019年は石狩湾新港では釣れませんでしたので、2020年に期待してます!

小樽港

2018年は小樽にもホッケが岸寄りしていました。

小樽も札幌から近いので石狩に入れなかった釣り人が小樽に流れていくという現象が起きてましたね。

小樽はアクセスもいいですし、近くにコンビニもあって女性にも優しい釣り場なので、ここでホッケが釣れてくれるとトイレが近くて嬉しいです。

岩内港

岩内港でもホッケを釣ることが出来ます。

車が横付け出来ますし、足場もしっかりしているのでファミリー向けの釣り場と言えます。

港自体が大きいので、磯が波で洗われるような状況の時でも港内はほとんど影響がない時があります。

外海が荒れている時でも、港の中は穏やかという状況があるので、そんな時にはホッケが港の中に大量に逃げてくることがあります。

そうなったら、爆釣タイムになる可能性があるので、港の中もあなどれません。

兜千畳敷

言わずとしれた積丹の超有名磯ですね。

私が初めてホッケ釣りをしたのも、この磯でした。

かなり広い磯ですので、大勢の釣り人が入ることが出来ます。

スパイクシューズ&ライフジャケットはもちろんですが、カラスがエサを狙って近づいてくることがあるので要注意です。

私も2度ほどエサを取られました。

ゴミが落ちてることが多いので、釣りが終わったら周囲だけでもゴミ拾いをして帰っていだだけると釣り場がキレイになって嬉しいです(^^)

兜千畳敷に限った話じゃないんですけどね。。。

兜盃漁港

兜千畳敷が混んでて入れないなんて時には兜盃漁港でホッケを狙うことも出来ます。

私も何回も通っていますが、ホッケの群れの寄りが遅いことが多いです。

夜明け前から撒き餌を撒いて、本格的に群れが来たのが10時過ぎということも珍しくありません。

根気がいる釣り場というイメージです。

また、この港は小さな港です。

外海側はかなり高い防波堤がありますが、波がたっている時には防波堤を乗り越えて波が襲ってきているのを何度も目撃しています。

波にさらわれる可能性もあるので、少しでも危ないと感じたら外海側での釣りは止めましょう。

珊内漁港

珊内漁港もホッケで有名な漁港です。

漁港と紹介していますが、ホッケの釣果は漁港からアクセスできる裏の磯がメインの釣り場になります。

私はここで3-4時間で3桁釣りの経験をしたことがあります。

爆発力はものスゴいのでオススメの漁港です!

寿都町弁慶岬

ホッケの早場として有名な寿都の弁慶岬です。

この辺りで釣れ始めると2-3週間後には積丹にもホッケが到着という流れが多いですね。

超人気釣り場ですので、ここで竿を出したい方は早めに行ったほうがいいですよ。

弁慶岬も磯なのでスパイクシューズ・ライフジャケットは絶対に忘れないでくださいね。

最後に

ホッケ釣りは数釣りも出来ますし、食べても本当に美味しい魚なので毎年ホッケが来る時期にはソワソワして情報収集しています。

ホッケ釣りをしたことが無い方もハードルは高くない釣りですので、家族にも喜ばれる釣りの一つであるホッケ釣りをやってみて下さい(^^)

この釣りに限ったことではありませんが、ホッケ釣りは特に多くのゴミが出ます。

釣り場をキレイに保たないと立入禁止になったり、環境破壊につながって次年度からの釣果が下がる可能性もありますので、必ずゴミ袋を持参して自分のゴミは自分で持ち帰りましょう!