ヒラメはファイトも強烈ですし、食べてもオイシイので釣り人のあこがれ的な魚ですよね!
ただ!
ヒラメは狙って釣るのが難しい。。。そう思ってませんか?
実際に私もヒラメを狙い始めて4年ほどは、ボウズの連続でした。
その理由は?
「ヒラメの釣り方がわかってなかったから」なんですよ。
ヒラメって事故的に釣れることもあるんですけど、釣り方がわかってなければ2枚3枚と釣ることは出来ません。
ただ闇雲に釣ってても効率は上がりませんし、私のようなボウズの状態が続くだけです。
断言できるのは、「ヒラメを釣るためにはコツやポイントを把握しておくこと」が何より大切になります。
私のように4年ボウズを食らうなんてことの無いように、簡単なコツやポイントだけに集中して書いていきますね。
- ヒラメってどんな魚?
- ヒラメが釣れる時期
- ヒラメが釣れる時間帯
- ヒラメはワームで狙う?それともジグ?
- ヒラメを狙うのは漁港?サーフ?
この5点を把握すれば、ヒラメに出会える可能性が高くなりますので、ぜひ参考にしてくださいね(^^)
目次
ヒラメってどんな魚?
ヒラメはカレイによく似た魚です。
サクッと見分けるコツは、ヒラメと正面から目を合わせるようにして、目が左にあればヒラメです。カレイは右側に目があります。
覚え方は「左ヒラメに右カレイ」ですね!
ヒラメを狙ってたら、カレイが釣れた!なんてこともあるので、ヒラメとカレイの見分け方は必ず覚えておきましょう。
ヒラメもカレイも基本的には砂地に住んでいます。
ただ、ヒラメに関しては魚食性であり魚を求めて、磯の上に乗っかってる場合もあります。
磯の周りには隠れる場所も多いので、砂地と磯が合わさったような場所はヒラメの好ポイントになりやすいので積極的に探しましょう。
ヒラメは口を開くと結構大きいんですが、エサを食べるときは尾びれの方からガブガブ食べていく印象です。
実際にワームで釣りをしてると、尾びれの方が食いちぎられることも多いので間違いないでしょう。
魚食性のため、歯がするどいことに注意しなければいけません。
なので、釣れたときにバス持ち(口の中に指を入れて魚を持つこと)は絶対にやめましょう!
手がスパッと切れちゃうので、やめてくださいね。
なので、釣れたときはプライヤーやフィッシュグリップを使って針を外す必要があります。
ヒラメ釣りにはフィッシュグリップ&プライヤーは必需品ですね。
おすすめのフィッシュグリップ&プライヤーは下の記事にありますので、ぜひ参考にしてください(^^)
ヒラメが釣れる時期
基本的に岸からヒラメが釣れるのは岸寄りする時期だけです。
普段、ヒラメは船を使わなければ行けない深場に住んでます。
私が住んでる北海道では、春から初夏にかけて産卵のために岸寄りし始めますね。
春から初夏にかけて釣れて、8月には一旦釣れなくなります。
ただ、9月くらいから再度岸寄りするので、釣れるチャンスがありますね。
時には11月くらいまで釣れることもありますよ。
北海道で11月くらいまでですから、海水温が高い本州では12月1月も狙えるチャンスはあります。
ヒラメの釣り方 ワームで狙う?ジグにする?
ヒラメは魚食性であり、ルアーフィッシングで狙う方法は2つあります。
- ワーム(ゴムのような素材で出来た疑似餌)
- ジグ(鉛や鉄で出来た疑似餌)
どちらを使うにしても、食べている魚のサイズに合わせることが大切です。
また、ワームやジグはそれぞれの特徴があるため、特性を活かした釣り方をすれば釣果UPに繋がります。
ワームとジグの特徴は以下のとおりです。
・近距離をゆっくり攻めることができる
・活性が低い場合にも有効
・広範囲をすばやく探ることができる
・活性が高い場合に有効
釣りのポイントに着いた時間にもよりますが、私の場合は以下のようにしてヒラメを狙います。
- まずはジグを使って広い範囲を探り、活性が高いヒラメを狙う。
- ある程度探り終わった(時間がたった)ら、ワームを使って活性が低いヒラメに捕食スイッチを入れる。
これだけでヒラメが釣れる確率を上げることが出来ます。
釣り人が多くいるポイントでは探る範囲も限られてしまいますが、少なくとも自分の正面は遠くまでジグで探るといいですね。
ヒラメに有効なワーム。パルスワームは最強です。
少なくとも1本は持っておきましょう。
ハウルシャッドは「ヒラメの神様」と言われるDUOの堀田光哉さんが監修したワームです。
神様が監修したんだから釣果もお約束ですね。
実際に釣果もたくさん確認しています。
ヒラメが釣れる時間帯 マヅメ以外にも釣れる時間はある?
どんな魚種も朝と夕のマヅメの時間は捕食スイッチが入ります。
この時間にどれだけ釣るかで、その日の釣果に大きく影響が出ますので朝と夕に釣りが出来るなら、絶対にやったほうがいいです!
じゃあ、朝と夕のマヅメの時間にしか釣れないの?と聞かれたら、「そんなことはないですよ」と答えます。
でも、ずーーーっと釣りをしてると疲れてきますよね。
体力に自信がある人ならロッドを振り続けた方がチャンスは絶対にあります。
でもね、1日の中で釣れる確率がどうしても低い時間帯あるんです。
それが満潮と干潮になります。
満潮と干潮の時は「潮が動いてません」
潮が動かないということは「小魚が食べるプランクトンも動いてない」んです。
つまり小魚を食べるヒラメも休憩時間にしてることが多いという理由から、ヒラメが釣れる確率は下がります。
満潮&干潮の時間に体力を消耗するくらいなら、思い切って休憩して体力を回復させた方が絶対いいです!
そのくらい釣れませんから。
逆にチャンスとなるのが、潮の動き始めと止まる前になります。
ここはマヅメに関係なく捕食スイッチが入るケースを何回も確認していますので、頑張り時だと思ってロッドを振りましょう!
時々、マヅメとちょうどいい潮位が重なる時間があります。
その時は大チャンスですので狙って釣りに出かけるのもいいでしょう(^^)
サーフVS漁港 ヒラメを狙うならどっちがいい?
ヒラメの場合はサーフ(海岸)でも漁港でもどちらもヒラメが釣れるチャンスがあります。
どちらを狙うにしても、狙い所があるのでしっかり把握して、どこで釣りをするのか決めましょう。
サーフ編 離岸流を探せ!
ヒラメというかサーフ(砂浜)では離岸流と呼ばれる沖に向かう潮の流れを探します。
離岸流は小魚が集まってくるため、当然小魚を捕食するヒラメも集まってくるので、そこを狙い撃ちするわけです。
と言っても目で確認してここが離岸流だ!と分かるものではありません。
ただ、ヒントは海岸から得ることが出来ます。
下の写真を見て下さい
海岸に離岸流を見つけるヒントがあるのが分かりましたでしょうか?
答えは「昆布」です。
海岸に昆布がありますよね?
離岸流は下の図のように両端から波が集まってくるため、海岸にゴミが溜まります。
確実とは言えませんが、広大なフィールドからゴミを探すことで離岸流が見つかる可能性がUPするので、海岸にも注目してみてください♪
離岸流は先程もお伝えしたように「沖に向かって流れる潮」です。
これに捕まると沖にどんどん流されてしまいます。
なので、より遠くへジグorワームを飛ばしたいからと言って波打ち際に近づくのは大変危険です。
絶対に止めましょう。
流されてしまった場合は、海岸へ向かって泳いではいけません。
まずは離岸流から抜け出すことを優先し、海岸と平行に泳いで下さい。
離岸流から抜け出せば、海岸に向かって泳いでくることも可能です。
サーフで釣りをする人間であれば絶対に覚えておきたい知識です。
しかし、このことを知っていても流された時にはパニックになって咄嗟に判断出来ないかもしれません。
自分一人であれば冷静になるしか方法はありませんが、流されてしまった人を見つけた場合には必ず「海岸と平行に泳げ」とアドバイスしてあげましょう。
漁港編 ストラクチャーを探せ!
漁港はヒラメが生息している地域であればどこにでもいる可能性があります。
なので、正解は全てをくまなく探せ!になりますが、優先すべきポイントはあります。
それは、ストラクチャー(障害物)です。
ストラクチャーの周りは小魚が隠れ家として利用していることがあります。
ヒラメは魚食性なのでその小魚を狙っており、そこにルアー等を流してやることでヒラメが釣れる可能性が上がるという理屈です。
小さい漁港であれば短時間で全域をカバーすることが出来ますが、大きい漁港の場合にはこのテクニックを利用することで効率的にヒラメを狙うことが可能です。
ストラクチャーの有無に関しては、水が透き通っている時に予め海の中を確認しておくか、ロックフィッシュ狙いの際に根掛かりが多発するようなポイントを覚えておくといいです。
偏光グラスをかけると、光の反射が抑えられて海の中が見えやすくなるので、釣果UPに繋がります。
最後に
ヒラメは個体数自体がそんなに多くないので数釣りをするのは難しい魚です。
ただ、コツやポイントを知っておくことで出会う確率を上げることは出来ます!
しかも!数年に1回爆発的に釣れる年があるので、情報収集は欠かさないようにしましょう。
最近では室蘭で爆釣シーズンがありましたね!
この記事を読んでヒラメを釣りました!なんて人が増えると嬉しいです(^^)