2020年2021年と2年連続浜益川の有効利用調査は中止になってます。
2022年の再開を期待しましょう
秋の北海道を代表する釣りと言えば「鮭釣り」ですよね。
鮭釣りで難しいのは、「釣れるポイントを探すこと」に尽きます。
これが出来れば大体の人は釣れるんですが、なかなか難しいのも事実です。
じゃあ何で難しいのか考えてみましょう。
それは鮭の個体数を守るために「河口規制」という法律で守られたルールがあるため、鮭が帰ってくるはずの川やその近辺で鮭釣りをすると違法になるからです。
だから釣り人は広大な海の中から鮭を探し出して釣ってるんです。
それがですよ?
合法的に川で鮭釣りを楽しめるとしたら最強だと思いませんか?
それが浜益川サケ有効利用調査という名の鮭釣りなんです。
産卵のために鮭は川に帰ってくるんですから、限られたフィールドに鮭は必ずいます。
なので海と比べると「圧倒的に簡単に釣れちゃうんです」
しかし、いくら合法だからと言っても、何をしてもいいということではありませんし、誰でも釣れるというわけではありません。
独自のルールもありますし釣れるポイントもあります。
なので、今回は「浜益川サケ有効利用調査」という名の鮭釣りのルールやポイント、毎年のデータから見る結果が出やすい日を確認していきます。
皆さんもルールを守って楽しい鮭釣りを楽しみましょう♪
目次
有効利用調査の権利を得るためには応募が必要
まず最初のハードルとして、浜益川で鮭釣りをするためには「事前に有効利用調査に協力します!」と手を挙げる必要があります。
応募方法は、はがき・封書・FAX・E-mailの他に石狩観光協会のホームページから応募専用フォームを使うのが簡単でオススメです。
電話での応募は出来ないので注意してくださいね。
募集期間は例年
1次募集:6月中旬から7月中旬
2次募集:8月から9月初頭まで
となってます。
これに応募できないと、当日券なんてものは存在しませんので、浜益川で鮭釣りを楽しみたい方は確実にゲットするようにしましょう。
ルールは?どんな釣り方でもいいの?
応募後に見事「合格通知が来た方」は、晴れて「浜益川サケ有効利用調査」に参加できます。
合格通知が来ない!採捕従事者カードが来ない!と慌てるかもしれませんが、例年結構ギリギリに来ますので焦らず待ってると自宅に届きます。
釣りがOKな区間

釣りが出来るのは、浜益川浜益橋下流100m(下流は北側のみ):上の地図の赤丸のところから浜中橋までの区間になります。
その他にも、当日や前日までの天候や河川の増水傾向を考えて禁止区間が増える可能性があります。
当日追加になる禁止区間に関しては、スピーカーからアナウンスされますので、注意して確認しておいてください。
また、浜中橋から下流200m(地図上で緑で囲った範囲)は、キャッチ&リリース区間になっています。
その他の区間はリリース禁止なので、オスだからリリース!ってことは出来ませんのでご注意ください。
禁止の釣り方はあるの?
釣り方で認められているのは、ルアー(市販の用具に限る)、フライ、エサの3種類です。
なので、浮きルアー・浮きフカセ・フライ・ぶっこみは完全OKになります。
禁止されていないのでスプーンやルアー単体での釣りもOKです。
ただ、明らかに引っ掛け目的だと思われる釣りをしている場合はパトロール中の管理人に注意される可能性があるので気をつけてください。
あまりにもヒドイと採捕従事者の資格を取り消されて、浜益川での釣りが出来なくなります。
また、浜益川独自のルールとして、フックは必ずシングルフックでルアーのリングの先端から針を含めた長さは7cm以内である必要があります。
これも朝イチとパトロール中に確認を受けますので、違反しないように気をつけてくださいね。
普通に市販されてるスプーンに小さい針が付いたタコベイトを用意しておけば大丈夫です。
ぶっこみの方ももちろん使って良いのは竿1本だけになります。
複数の持ち込みはOKですが、使えるのは1本だけと覚えておきましょう。
どこのポイントに行けば釣れる?人気のポイントは?

一番人気のポイントは間違いなく赤枠で囲った①のポイントです!
なんたって河口に一番近いポイントですからね。
銀ピカのキレイな個体が釣れる可能性も高いです!
ここで釣りたい方は、早めに並んで受付を済ませないといけません。
あとで書きますが、人気の日は夜中から受付の前で並んで置くことが必須です。
次に人気のポイントは緑で囲った②の区間ですね。
めちゃくちゃ人が多い日はココも入れなくなる時もあります。
ただ間違いなく釣れるポイントではあるので、釣果を挙げたい!という方は、ココに入るといいでしょう。
特別混雑している日を避ければ、①のポイントよりは空いてますので、初心者の方や子供でも楽しめるポイントですよ♪
海で釣りをしてると考えませんが、対岸には「人がいます」。
なので大人がフルキャストすると対岸にルアーが届いちゃうんです。
これがマジで危険で大ケガにつながる可能性もあります。
なので、フルキャストはしないように注意してくださいね
データから見る浜益川の鮭釣り:釣れる日はある?

これは平成29年の浜益川で鮭が釣れたデータです。
鮭の調査が目的なので、浜益川では釣れた数と性別をデータとして公開しています。
他の年のデータも確認したい方はこちらを確認してください。
良く確認してもらえば分かりますが、よく釣れている日には法則があります。
これは例年変わりませんので、知っておくと釣れる可能性の高い日に行くことが出来ます。
- 調査開始初日・2日目
- 金曜日:定休日(木曜日)の次の日
- ふるさと祭りの次の日
- 天候が悪く休止日になった後
つまり、「釣り人のプレッシャーが無かった次の日」に鮭が多く釣れる傾向があります。
狙えるなら、そういった日に行きましょう。
ただ、このデータはもう10年以上も公開されており釣れる可能性が高いと分かっているので、人が普段よりも多く集まります。
なので、こういう日に浜益川に向かう場合は早めに受付が出来るようにしましょうね。
初心者や子供が安心して行ける日はいつ?
土日以外で子供が行くのは難しいかも知れませんが、行けるなら平日は金曜日以外は割と隙間がたくさんあって釣りやすいです。
8時9時になると帰る人も多いので、その時間を外すともっと釣りしやすい環境が出来ます。(ただ釣れやすいのは朝方なので注意)
トイレも各地に簡易トイレがありますし、お腹が空いたらコンビニも近くにあります。
子供が飽きても少しは時間を使える環境ではありますので、ぜひ子供さんもたくさん来てほしいですね♪
子供が大きいサケを釣ってる姿を見てると、ついついニヤけて場も和みますから(^^)
また、近くに浜益温泉もあるので帰りは温泉に寄って帰ってくるのも良いですよね♪
奥さんを連れて行く口実にも出来ますよ笑
中止の情報はどこから分かる?
せっかく浜益川に行ったのに現場で「中止でした」となったらメチャクチャ悲しいです。
今日は釣りが出来るか怪しいなと思ったら、石狩観光協会ホームページを確認してみてください。
中止の時には必ずお知らせがあります。
浜益川のサケ有効利用調査が中止になるくらいでしたら、周辺のサケ釣りのポイントもダメな可能性が高いと思われます。
天候の悪い中でのドライブは悲しいので、出発前には公式HPを確認してくださいね。
最後に
人気の日は100~200人の釣り人が集まります。
事前の場所取りはもちろん禁止されていますが、最近は受付前に「椅子等で場所取り」をしているのを見かけます。
少し車に行くとか、トイレに行くとかなら問題ありませんが、長く離れるのは止めましょう。
受付前には管理人がいますので、長期に離れている(場所取りしていると思われる)椅子はどかされています。
公平性を保つために管理人さんが、しっかり仕事をしてくれますので早く受付を済ませたい方はしっかり並んで待ってましょうね。