鮭釣り激戦区の一つに食い込んでくる地域と言えば、
間違いなく日高・十勝地方です。
激戦区=釣れる実績あり!
ということで間違いありません。
毎年、さけます・内水面水産試験場より発表される
鮭の来遊予想でも「えりも以東・以西」と区分けされており、
えりもを中心に数を分ける必要があるほど
大事な場所になっていることが分かります。
その来遊予想では1年前の鮭の来遊数も書かれているので、
平成30年のデータから鮭釣りを振り返ってみましょう。
なんと、平成30年はこの日高・十勝地方だけで
北海道全体の鮭の13.3%を占めています!
13.3%と聞くと少ない気がするかもしれませんが、
別次元なオホーツク&根室を除くと
全体の41.4%が日高&十勝地方に来てるんです!
41.4%ってスゴイですよね!
この数字を見ると日高・十勝に鮭釣りに行こう!
って思ってもらえると思います。
ただ、1つ壁がありますよね。
そうです。地方民の壁です。
地方の人は
「場所が分からない」
「行った先での釣り方も分からない」
「自分の得意じゃない釣りだったら嫌だ」
なーんて考えますよね。
そんな声にお答えして、今回は
- 釣れる場所
- 時期
- オススメの釣り方
をまとめてみました。
地方の人にも分かりやすいように
地図付きで解説しています。
これなら場所も分かるし、
自分の得意な釣り方のポイントに
行けばいいですからね。
ぜひこちらを参考にしていただいて、
激アツ鮭釣りポイントである
えりも・日高・十勝・広尾・豊頃へ
出掛けてみてください!
ボウズで帰るなんてことは無いはずですよ!
なんたって激アツな地域ですからね!
目次
河口規制
もちろんですが、この地方にも河口規制はあります。
しっかり確認してから釣りをしましょう。
フィッシングのルールとマナー (漁業管理課)より引用(2019年7月3日時点)
日高(歌別漁港・目黒漁港・厚別川・静内川・三石川)
えりも町:歌別漁港
日高地方のサケ釣りの聖地を1つ挙げろと言われたら
間違いなく「歌別漁港」と答えるくらい
サケ釣りで有名な漁港です。
8月から12月まで鮭釣りを楽しむことができ、
シーズンになるとめちゃくちゃ人がいます。
駐車場に入れないこともあるので、
入れない場合は近くのポイントに移動しましょうね。
無理やり駐車してトラブルになるのだけは避けてください。
歌別漁港では垂らしや浮きルアー、浮きフカセでサケが狙えます。
地図を上に行くと流れている歌別川の河口規制が
漁港内にもかかっているので注意してくださいね。
漁港から川側で釣るとアウトという認識でOKですよ。
図で確認するとこんな感じです。
めちゃくちゃギリギリなのが
分かってもらえると思います。
毎年2ケタ釣れた!と聞こえてくるポイントなので、
超1級な場所なのは間違いないです。
ここで鮭釣りが出来たら、
それだけで満足しちゃうかもしれないですね笑
えりも町:目黒漁港
猿留川の近くにある目黒漁港もサケ釣りの
ポイントして有名です。
地図の上にチラッと見えるのが「猿留川」で、
下に見えてる防波堤が「東防波堤」になります。
東防波堤は半分程度が河口規制の
範囲となっていますので、
東防波堤で釣りをする場合は
河口規制の範囲に入らないように注意してください。
河口規制の範囲を表す標柱が立ってますので、
そちらを参考にしてくださいね。
河口規制ギリギリの場合は、
現地で確認するのが一番です。
目黒漁港では浮きルアー&浮きフカセで鮭を釣れます。
歌別漁港が入れなかった場合の漁港として
考えるのがもったいないくらいイイ漁港ですよ(^^)
日高町:厚別川
日高の海岸線はぶっこみ(投げ)師の聖地ですね。
この辺りはどこでも釣れる可能性があります。
厚別川は河口規制もありませんので、
ぶっこみがやりたい方は要チェックなポイントです。
時期は9月から10月のシーズンど真ん中がオススメですよ。
新ひだか町:静内川投げ、三石川河口投げ
静内川
三石川
静内川も三石川も河口規制があるので注意が必要です。
三石川は9月1日から河口規制ですので、
8月中は河口で鮭が狙える貴重なポイントになります。
この辺りも投げ釣り師にとって見逃せない場所ですので、
新ひだかで鮭が釣れてる!との情報が入れば要チェックすべき
ポイントですよ。
特に三石川河口周辺ではサケの回遊次第で
日中でもサケが爆発的に釣れた!という情報もあるので
間違いなく1級ポイントです。
十勝(大津漁港・湧洞浜・十勝漁港・音調津漁港)
豊頃町:大津漁港
2つある防波堤共に鮭釣りの1級ポイントでしたが、
2019年夏現在では両方共閉鎖が確認されています。
閉鎖となった原因は正確には分かりませんが、
少なからず釣り人が関係しているのは間違いないでしょう。
せっかくの1級ポイントを無くさないためにも
マナーは守って釣りを楽しみましょうね。
ちなみに防波堤は行けなくなりましたが、
サーフ(砂浜)からの釣りや防波堤の根本での
釣りは可能ですので行ってみる価値はあると思います。
防波堤閉鎖の影響で釣り人が少なくなるはずですから、
プレッシャーが少なくなって釣りやすい環境が
出来るかもしれないですね。
湧洞浜
ぶっこみ(投げ)で狙うポイントですね。
シーズン本番になるとズラーッと竿が立ち並ぶので
入るポイントを探すのが大変かもしれません。
ただ実績はある場所ですし、
8月であればまだ空いてるポイントも多いです。
ぶっこみを満喫したい方は
優先して狙うべきポイントです(^^)
広尾町:十勝港
十勝港は大きな港なので、
いたるところでサケ釣りが楽しめます。
ウキルアーや浮きフカセ、垂らし釣りやぶっこみなど
どんな釣り人もいるのがいいところですよ。
外海が大荒れの状況で爆釣した実績もあるので、
ムリをしない範囲で狙ってみるといいでしょう。
事故には気を付けてくださいね。
最盛期は9月と10月です。
通う価値アリな漁港ですよ。
広尾町:音調津(おしらべつ)漁港
音調津漁港は短い防波堤の先端と船揚場で
ウキルアーをやってる方が多く
あとはぶっこみ(投げ)で鮭釣りができます。
8月から11月までと長い期間楽しむことができ、
さすが十勝と言える釣果も期待できるのでオススメな
漁港です。
大樹町:旭浜漁港
旭浜漁港は垂らし釣りがメインの漁港です。
この漁港も8月から実績があるポイントなので
通ってみる価値ありですよ。
早ければ7月から鮭の釣果が聞こえてくることもあります。
最後に
日高&十勝は間違いなく激アツな地域です。
鮭釣り人生で1度は行ったほうが良いと思える
場所ばかりなのでこの記事を参考にして通ってみてくださいね。
河口規制とマナーには充分注意すること。
長く鮭釣りを楽しむために大切なことです。