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ダイワのクーラーボックスおすすめ9選 保冷力の秘密と根拠を全て伝えます

daiwaクーラーボックスオススメ

シマノとダイワと言えば釣り人がお世話になっている2大「釣りメーカー」ですよね。

そんな2社ですが、
実はクーラーボックスの世界で世界トップクラスの性能を
叩き出しているのはあまり知られていないことかと思います。

では、なぜその2社が高性能なクーラーボックスを開発する必要があったのか。

それは釣った魚を新鮮に運ぶ必要があったからではないでしょうか。

日本には魚を生で食べる習慣がありますから、
魚の鮮度を保つためにクーラーボックスの性能を上げる必要がありますもんね。

そこで今回は2大メーカーの一角を担う「ダイワ」のクーラーボックスに関して
徹底的に掘り下げていきました。

ダイワのクーラーボックスの保冷力の秘密や
オススメのクーラーボックスの選び方を
誰にでも分かるように簡単に書いています。

これからクーラーボックスを選ぼうとしている方の
参考になると嬉しいです(^^)

目次

保冷力の証明:KEEP シマノVSダイワ

ダイワはJIS規格簡便法と呼ばれる手法を使って保冷力を証明しています。

と言われても、素人にはJIS規格?簡便法?って感じですよね。

その辺は専門家じゃないと分かりませんが、
以下のような測定法のようです。

【JIS簡便法による測定とは?】

外気40℃に調整された恒温室内に、クーラーボックス本体容量の25%に相当する角氷を入れたクーラーボックスを放置。
8時間後に氷の重量を測定して氷の残存率を算出します。

ダイワ公式HPから引用

シマノはI-CEと呼ばれる規格で保冷力を証明していましたが、
同一条件の規格では無いのが残念ですね。

I-CEの測定方法は31℃の環境下で
クーラーボックスの内容量の20%の氷を入れた状態での保冷力の状態を出していました。

これを見ると分かるように

シマノは31℃で20%の氷
ダイワは40℃で25%の氷

で保冷力を測定しています。

ユーザーとしてはより良いものが欲しいので
完全に優劣をつけたいところですが、
こればっかりは世界基準が無いので仕方ないという形なんでしょう。

どちらも優れた保冷力なことは間違いないですけどね♪

保冷力の根拠

では、ダイワは保冷力の根拠として
どんな技術や断熱材を使用しているんでしょうか。

1つ1つ確認していきましょう。

真空パネル

やはりダイワもシマノと同様の「真空パネル」を採用していますね。

真空の技術が断熱に対して、
スゲーんだなってのが分かります。

真空パネルをクーラーの面に対して、
1面から6面使用することで熱を遮断しているんです。

では、なぜ真空が熱を遮断するのか確認していきましょう。

真空の技術は魔法瓶でも使われている技術です。

魔法瓶って「温かいものは温かく」「冷たいものは冷たく」
キープしてくれますよね?

あれって真空の技術が使われてるからなんですよ。

真空状態って空気みたいに熱が伝わること無いので、
熱が外に逃げないんです。

これは真空状態が「熱伝導」「対流」「放射」と呼ばれる
熱が伝わる状態を断っているからなんですね。

詳しい原理が知りたい方は
魔法瓶で有名なTIGERのHPを確認してみるといいですよ。

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ウレタン

家の断熱材としても使われる素材の「ウレタン」が
ダイワのクーラーボックスにも採用されています。

ウレタンは少量で高い断熱性能を発揮する素材として注目されており、
シマノのクーラーにも採用されている優れた断熱材です。

断熱効果は真空には劣るものの優れた素材として覚えておくと良いですね。

スチロール

スチロールは一般的な断熱素材として身近な存在ですよね。

私も引っ越しの時に冷蔵庫のものを発泡スチロールに入れておきましたが、
1日くらいなら全然問題なく保冷されていました。

ちょっとスチロールの保冷力をナメてましたよね。

ダイワのクーラーボックスは断熱層の厚みを充分に確保してあるので、
その保冷効果は期待してOKです。

パネル&断熱材早見表

断熱材の種類と使用量の分類です。

公式HPに分かりやすい分類表がありましたので、
これを参考にして最終的に自分が欲しいクーラーボックスの規格を選ぶと良いですね

ダイワ断熱分類表

ダイワ公式HPから引用

汎用・投げ専用・エビエサ専用クーラーボックス

ココがダイワのスゴいところなんですよ!

汎用シリーズのオプションで
投げにも使えますよ!エビエサにも使えますよ!というのではなく
最初から分類分けしてくれてるのが、
ユーザーのことを考えてくれてるメーカーだと感じます。

POC(パワーオーシャンカップ)などの大会に出るような方は、
エビエサクーラーボックスを参考にしてライブウェルを作るといいですね♪

最近はライブウェルが必須な大会も多いので、
大会出場者向けにライブウェルを作ってくれる
メーカーさんが出てこないかなーと期待しています(^^)

オススメのクーラーボックス

ダイワからは様々な種類のクーラーボックスが出されています。

オススメなクーラーボックスを厳選してセレクトしましたので、
ぜひ参考にしてください。

プロバイザーHD ZSS 2700EX:保冷力最強の27L

ダイワ中で最強の保冷力を誇る「プロバイザーHD ZSS 2700EX」。

こちらのKEEPは120となっており120時間=5日間という
驚異の保冷力を持っています。

5日間ってヤバくないですか?

このクーラーボックスなら釣り旅行に持っていっても、
現地の魚を入れて一緒に持って帰ってくることが可能です。

釣り旅行の場合、現地で魚を郵送してもいいんですけど、
どうしても自分が持って帰ってくるよりは遅くなっちゃうんですよね。

そうなると心配なのは魚の鮮度です。

せっかく現地で釣った魚を美味しく食べるまでが釣り旅行の醍醐味ですよね。

となると一緒に持って帰ってちゃったほうが、
鮮度がいいに決まってます。

そんな時にこのクーラーボックスなら120時間も保冷力を持続できるので、
鮮度をキープしたまま持って帰ってくることが出来ます。

120時間は驚異ですよね。

旅行じゃなくても、
遠征が多いという人
保冷力は最強がいいという人にピッタリなクーラーボックスです。

口コミを見ても保冷力の高さが証明されています。

普通に使って カキン!カキンに 冷えます
プライスは高めですが…3日は 楽勝です
冷蔵庫より 冷えます 私的には アウトドアで 重宝してます。

Amazonより引用

保冷力重視ならコイツで決まりですね(^^)

プロバイザーHD 2700 SU:使いやすさNo1

ダイワで人気のプロバイザーシリーズの中から使いやすいサイズの27Lを
セレクトしました。

500mlのペットボトルが24本収納可能なサイズなので、
防波堤、磯、船など様々なシーンで大活躍してくれます。

両面開きOKなところや座っても大丈夫な「マッスルボディ」なのも
オススメするポイントですね♪

最上級クラスであるZSSシリーズと共に
SUシリーズにだけ角が保護されるようにプロテクターが付いてるのも
評価出来るポイントです。

人気なのも納得できますね(^^)

KEEPも80なので、
マジで使い勝手の良いクーラーですよ♪

蓋が簡単に開けられて、なおかつ簡単にしっかりと閉まる。
そして夏でも長時間氷が持った。
さらに水抜き詮があるのも良い点。
金額的にもコスパが非常に良い商品だと思う

Amazonより引用

キャンプなんかでも大活躍してくれること間違いなしです!

クールラインα ライトソルト 1500:ライトゲームでオススメ

エギング、アジング、メバリングがメインの釣り人にオススメな取り回しの良い
クーラーボックスです。

こいつのオススメポイントは最初からオプションで
「ロッドスタンド」や「小物入れ」が付属しており
自分の使いやすいようにセッティング出来ることです。

クールラインαロッドスタンド小物入れセッティング例

ダイワ公式HPから引用

こんな感じでセッティング出来るんですよ♪

メチャクチャ良くないですか?!

小物入れに頻繁に使うプライヤーとかを入れておいて、
魚やイカが釣れた時やルアー交換の時にロッドスタンドを使えば完璧です(^^)

KEEPも38なので、
38時間も保冷力を保ってくれれば充分でしょう!

一泊遠征しても全然保冷力を保ってくれますからね。

ホームセンター等で行楽シーズンに売られている数千円のクーラーとは保冷力が全く違う。

楽天から引用

クールラインα SU2500:ロックフィッシャーにオススメ

中型の青物、真鯛にオススメですが、
北海道民の私としてはロックフィッシュをメインで
狙ってるアングラーにオススメしたいクーラーボックスです。

50UPのアブラコ(アイナメ)なんかは少し曲がっちゃうサイズなんですが、
何よりオススメなのは、このクーラーボックスにもロッドスタンドと小物入れが
付属してくるんですよね。

ロックフィッシュって
ワームを変えたりシンカーを変えたりしたいんで
ロッドスタンドがあるとマジで便利なんですよね!

タックルを床に直接置くのは傷が付いちゃうので避けたいです。

ハサミもめちゃくちゃ使うんで、
小物入れもスゲー便利ですよ♪

ただ現時点ではKEEPが発表されていません。

SUなので真空パネルも使用してますし、
他のラインナップのKEEPを確認してみても
1泊とかは余裕なはずですけどね。

ユーザーの信頼を得るためにも早いこと
KEEPを発表してもらいたいなーと思います。

口コミは保冷力についてのコメントが多かったので、
あとはデータだけですね(^^)

底一面のみの真空でそれほど保冷効果を期待していなかったが、古かったためか今までの6面真空の重いアイスボックスより保冷効果が良く軽い。コンビニ板氷一枚で4日車載しても残氷あり(12月)。

Amazonより引用

シークールキャリーⅡ S2500:キャスター付きで移動に便利

こいつの最大のウリは「キャスター付き」なことです。

釣り場に車で着いたけど、歩いて移動するのに距離がある時ってないですか?

車から降りてすぐ釣りが出来るところばかりじゃないですもんね。

そんな時にはこの「シークールキャリーⅡ」が大活躍してくれます。

シークールキャリーⅡ

ダイワ公式HPから引用

別売りのネットを使えばバッカンを上に乗っけて、
こんな感じで使えるんですよ!

めちゃくちゃ魅力的ですよね!

自分でキャリーを作ってこんな感じに仕上げてる人を見かけますが、
クーラーとネットを用意するだけでこんな便利になってくれるなんて
すげーイイです!

25Lクーラーなので容量もバッチリですよね♪

KEEPは発表されてませんが「S」で星は「☆☆」と表示されてましたので、

ダイワ保冷力換算表

楽天市場より引用

日帰り推奨ですね。

もちろん「SU」や「GU」もありますので、
もっと保冷力が欲しい!という方はそちらを選べばOKです。

Sタイプなので保冷力に不安がありましたが日帰り釣行がメインの為問題なく使用できています。主にエギング、タコ釣りに使っていますが後付けオプションとしてロッドホルダー 2個(第一精工)、タオルハンガー(ダイワ)、プルーフケースPC-1326 2個(ダイワ)を取り付けて更に使い勝手が向上しています。ロッドホルダーが2個の為ギャフとロッドを刺す事ができ、2個のプルーフケースは1つは弁当などの食料入れ、もう一つはエギや仕掛けなどの小物入れとして使用している為このクーラーボックス1つで釣り場までの移動が出来てしまい重宝してます。

Amazonより引用

トランク大将 GU5000:大物釣り師必需品

出ました「トランク大将」!

ブリやヒラマサ、真鯛狙いならコイツからです!

キャリーが付いてますので、
運ぶのに便利ですし(というかキャリーが無いと大物を釣った後の移動が辛くなる)
KEEPはGUでも100なので100時間保冷力をキープ出来る大物クーラーを
持ってれば充分でしょう♪

この大きさなら大人数でのキャンプやイベントでも大活躍してくれますよ(^^)

釣りにバーベキューにと色々使えそうです!
まだ未使用ですが、蓋の開け閉めも別に違和感ないかな?

Amazonより引用

ビックトランクⅡ SU8000:ダイワで一番デカイ奴

THEクーラボックスって見た目ですよね!

ブリ狙いの遊漁船で使ってる人を良く見るクーラーです。

内径が79.5cmなので80cmのブリも入ります。

SUでKEEP82、SでKEEP62なので自分の釣りスタイルに合わせて選ぶといいですね。

遠征が多いなら「SU」
日帰り遊漁船なら「S」
を選べばOKです。

もちろんキャリーも付いてますので、
持ち運びもラクラクです(^^)

使用して二年になります。 80オーバーのシーバス、7キロオーバーの青物を曲げずに入れられるので気に入ってます。

ナチュラム(ショップ)から引用

クールラインSU 1500SURF:投げ釣り特化クーラー

こちらは「SURF(サーフ)」という名前から分かる通り、
投げ釣りに特化したクーラーです。

エサを付ける時に使うロッドスタンド
テンビンが3本収納出来るシンカーホルダー
エサや小物を収納できるトレー

これ全てが最初から付属されています。

サーフ特化のクーラーを用意してくれるなんて
ダイワらしいですよね。

投げ釣りをすることが多い釣り人は、
このクーラーが断然オススメですね。

尋常ではない2018年の真夏でも冷え冷えが長時間保ちます。
釣具屋さんで実物を見て、値段がより安いAmazonで購入しました。
サイズも丁度良いし、カラーも気に入ってます。買って良かったです。

Amazonより引用

クールライン 活かしエビ S1500:エサの鮮度を保てる

活き餌専用のクーラーボックスを作ってくれる発想がスゴイですよね!

活かし「エビ」と記載がありますが、
全然エビ専用じゃなくてもいいですよね。

活き餌を使うなら何でも使えると思います。

北海道ならイソメを投げ釣りのエサとして使うことが多いんですが、
鮮度にこだわってくれる釣具屋さんなら「水槽で活かしたイソメ」が
あります。

水槽で活かしたイソメってメチャクチャ動いてくれるので、
実際に使っててもアピール力バツグンなんですよね!

そんなイソメをこのクーラーに入れておけば、
鮮度を維持したままずーっと使うことが出来るんです。

これがスゴいですよね。

他の釣り人と差を付けるためのクーラーボックス感が
ビシビシ伝わってきます。

もう1歩先へ行きたい投げ釣り師の味方になってくれる
クーラーボックス間違いなしですね(^^)

とても使い勝手がよくてエビが死にいくような気がします。

Amazonより引用

最後に

ダイワのクーラーボックスは保冷力はもちろんですが、
使い手が使いやすいように設計してあるのが嬉しいですね(^^)

「クーラーボックスはただの冷やす箱じゃない」

そんな声がダイワのクーラーボックス開発者から聞こえてくるような
ラインナップだと感じました。

他のメーカーさんもダイワに負けじと独自性を出した開発に期待しています。

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