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ブリ

【ジグ】カラーローテーションに意味と根拠を!釣れる色には理由がある

ルアーカラーローテーション

ルアーのカラーってどうやって決めてますか?

  • この色が好き
  • これで釣れたことがある
  • 目立たせたい
  • ベイト(エサ)と同じ様な色にしたい
  • 藻や岩、昆布なんかと同じ色にしたい
  • ターゲットの魚がスレている

このくらいでしょうか。

どれが正解だと思いますか?

実は全部正解なんです。

全て魚が釣れる可能性を秘めた考え方だからです。

ただ、それだと
どのカラーでも釣れる可能性がある!
ということになっちゃいますよね。

全ての状況でどんなカラーでも釣れるなら
苦労はしません。

確実にその日・その状況の
「当たりカラー」があります。

当たりカラーに早く近づくためには
そこに意味や理由が欲しいですよね!

そこで今回は、ルアーのカラーローテーションに関しての
根拠を記事にしました。

ブリやヒラマサ・ヒラメ狙いのジギングをしている方はもちろんのこと
全てのルアーマンに絶対に読んで欲しい記事です!

0から10を目指すよりも
5からスタートすればよりチャンスが増えますよね!

チャンスを増やしたい方はぜひ最後まで楽しんでください♪

目次

ルアーのカラーは何でこんなにバリエーションがあるのか

何でこんなにたくさんのカラーバリエーションがあるの?
って疑問に思ったことないですか?

個人のビルダー(職人)さんが作る細かいカラーの違いを含めたら
100種類以上はバリエーションがありますもん。

でも、それってやっぱり
「状況に合わせた使い方があるから」
ってことになりますもんね。

そのためにこんなにもたくさんの
カラーバリエションが存在します。

生産者の方が何を考えて、
このカラーを作ったのかという所が分かって使えれば
釣果もアップすること間違いないです。

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ブリで考える魚の視力

魚の視力を研究してる文献って結構あるんです。

その中でも面白いなと思った文献を1つ紹介しますね。

その文献のタイトルが
ブリの視力の成長に伴う変化
になります。

ブリを狙う釣り人なら絶対読みたくなりますよね!

でも、中身はちゃんとした研究文献なので
なかなか難しい内容でした。

簡単にお伝えすると、

  • ブリは成長とともに視力が上がる
  • ブリは1つの決まった方向を見る能力より視野全体を注視する能力の方が高い
  • 体長390mm(39cm)の個体で2cmのターゲットを25.7m先から視認出来る
  • 体長15mmの個体では3.4mまで低下する。

ブリの視力の成長に伴う変化から引用

という内容でした。

この情報だけでも面白くないですか?

残念ながらこの研究では39cm以上の個体の視力は
測定していませんでした。

ということは、
大きい個体の方が視力が良い可能性がある
ということですよね。

つまり
「大きいヤツほど視力が良いからルアーを食わせるのが難しくなる」
という可能性があるということです。

これには納得出来る釣り人が多いんじゃないでしょうか。

小さい個体はバンバン釣れるけど、
大きい個体が全然釣れない。

そんな経験は釣り人なら誰しもが経験してることだと思います。

これはブリに限った研究ですが、
他の魚種でもそういう可能性があるということですもんね!

ってことはですよ?

大きいのを釣ったら余計にジマンしていいんじゃね?
ってことになりますよね笑

大きい魚を釣ったら、これ以上無いくらい
ドヤ顔してやりましょう!笑

特定のカラーにだけ反応する

ある程度釣りの経験がある釣り人なら、
今日はこのカラーにだけ反応が良いという
状況を経験したことはありませんか?

その状況を再現した実験をしている研究を見つけました。

それが異なる背景色におけるスズキのルアー色の選択
というタイトルの研究です。

釣り人の心をくすぐるようなタイトルですよね(^^)

この研究をした人、絶対釣り好きでしょう笑

さて、この研究の内容は、

  1. スズキが特定の色の擬餌に選択的に食いついたが、
    選択される擬餌の色は背景色によって異なることを
    明瞭に示した
  2. 背景色に対して視認しやすい擬餌に高頻度で食いついた
  3. (ただ透明な擬餌にも食いつきが良いというデータも出ており、
    その理由として)ヒトには見えにくい透明な擬餌を充分に視認出来た。
  4. スズキが小さい時に捕食しているアミ類、稚エビ、小魚は半透明
    もしくは透明であり、(略)

異なる背景色におけるスズキのルアー色の選択から引用

と、こちらも釣り人にとって
めちゃくちゃ参考になる研究でした!

ちょっと分かりにくいので、
簡単に書くと

  1. 特定の背景色にした場合には特定の色のルアーに食いつきが良かった
  2. 背景の色に対して見やすい色の方が食いつきが良かった
  3. 人なら見えにくい透明なルアーにも反応があった
  4. 透明なルアーに反応できたのは、透明なエサを食べた経験があるから

という感じですね。

これって普段の釣りに使えますよね!

①と②に関しては、
海の色に対して見やすいルアーを選択する

③と④に関しては、
人にとっては見えにくいカラーでも
ベイト(エサ)を意識することで食いつきが良い

こう考えると、
自然にルアーの色を考えやすくなります。

この海の色なら、
この色のほうが見やすそうだな!

ベイト(エサ)はこんな色だから
この色のルアーを選ぼう!

ってな感じですね♪

見えやすい色がある

上の章で「見やすい色にしよう」とお伝えしました。

しかし、見やすい色とはどんな色なんでしょうか?

緑に青なら何となく見えにくそうだなと分かりますが、
はっきりと何色が見やすいというのは分かんないですよね。

そこで使うのが色のコントラスト表になります。

下のようなやつですね。

色コントラスト表

バスデイ・川島雅史が語るサクラマス戦略より引用

この表の対角にある色が「見やすい色」ということになります。

なので、海の色が「青」の場合、
見やすい色は「オレンジ」ということになりますね。

こうやってルアーの色を決めていけばいいんです。

一番遠いところが「見やすい色」なので、
見やすい色周辺のカラーが狙い目ということになりますもんね(^^)

これで迷わずカラーを決められます♪

金(ゴールド)とか銀(シルバー)の使い方は?

コントラスト表に合わせてカラーを選ぶのは分かりました。

次は金(ゴールド)と銀(シルバー)について考えてみましょう。

この流れで金と銀に関する研究を発見したかったんですが、
残念ながらありませんでした。

なので、ここでは経験からくる考えを話しますね。

金(ゴールド)を使うべき状況
  • 派手に見せたいとき
  • ニゴリが強いとき
  • マズメ時のアピールに
  • 曇りや雨天時に

銀(シルバー)を使うべき状況
  • ナチュラルに見せたいとき
  • 水質がクリアなとき
  • 低活性時
  • 晴天時に

こんな使い分けをします。

アピールするなら金
自然に見せたいなら銀

と覚えておけば大丈夫ですよ♪

最後に

今回はカラーローテーションについて
ガッツリ解説しました。

しっかりとした研究結果も入っているので、
根拠のあるカラー選択が出来るようになっています。

数えきれないほどあるルアーのカラーから
自分が使うべき色をサッと探し出すことで
時合いの時間を逃さず最大のパフォーマンスを発揮できます。

これで釣果も上がること間違いなしです!

明日からのカラー選択にぜひ活かしてくださいね(^^)

意味のあるカラー選択をして
魚との戦いを有利に進めましょう♪

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