魚を釣ってきて家で処理する時に困るのが「生ゴミの匂い」じゃないですか?
魚の内臓は胃袋にマキエだったり消化途中の捕食された小魚だったりが入ってますし、とにかく臭いものが多いです。
血合いも生臭いですし、臭いにおいの宝庫ですね。
これを放って置くと、台所だけじゃなく家中が臭くなりますし夏場ならコバエが発生してパニックになります。
家中にコバエがいるなんて想像しただけでヤバイですよね。
そうなると一人暮らしならまだしも家族にニラまれて次の釣りにも行けません。
そんな釣り人に必須な「生ゴミ対策」が今回の話題です。
家族に快く釣りに行かせてもらうためにも、家を臭くしないためにも、コバエに家の住民になってもらわないためにも生ゴミ対策をしっかりしておきましょう!
目次
生ゴミの処理の方法
生ゴミの処理の方法には大きく分けて3種類の方法があります。
ゴミ箱に捨てる
冷凍する
肥料(堆肥)にする
この3つしか無いわけですが、ただゴミ箱に捨てるだけが一番アウトな方法です。
次の日がゴミの日ならまだしも2-3日後まで自宅のゴミ箱に保管して置かなければイケない場合は、この方法はすぐに止めましょう!
匂いはキツくなりますしコバエ注意報が発令します。
しかし、ただ捨てる場合も下の方法を参考にすれば全然におわず捨てることが可能ですよ!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
ゴミ箱に捨てる(一番簡単!袋を用意するだけ)
ゴミ箱に直接捨てるという人は要注意です!
このままでは、キツイ匂いが部屋に充満してしまいます。
魚の匂いだけは袋を二重三重にしても漏れちゃうんですよね。
そうなったら家族に冷たい目で見られちゃいます。
しかし、他の対策をしようにも冷凍庫がパンパンで入らないとか、堆肥にする方法がないという理由から、そのまま捨てるしか方法がないという方もいますよね。
匂いを少なくするだけなら、酢と水を1:2で割ったスプレーをかけておくとか、重曹を振りまいておくという方法がありますが、それでも匂いは「減るだけ」です。
完全には匂いをシャットアウトすることは出来ません。
しかし、袋の口をネジって結ぶだけで匂いをシャットアウト出来る魔法のような袋があることはご存知でしょうか?
この袋がスゴいです!
元々は医療用の防臭袋として開発された商品ですが、生ゴミ用の袋も展開しており大反響を得ている商品です。
使い方が簡単なのもいいですよね。
生ゴミ入れて、ネジって結ぶだけ。
これなら誰でもお手軽に利用できます。
サイズもS-LLまであるので下の表を参考に自分の使いそうなサイズを選ぶといいですね。
口コミを参考にすると一番使いやすいサイズは「M」だと分かります。
では、なぜ生ゴミの匂いがしないんでしょうか?
実は普通の袋って結び口以外にも袋全体から匂いは通ってます。
水が通らないんだから匂いも通らなんじゃないの?と思っている方が大半だと思いますが、匂いは通るんです。
それは、「生ゴミが臭わない袋」も一緒です。
しかし、この袋は匂いが漏れるスピードがメチャクチャゆっくりになるように設計されているんです。
なので、人が匂いを感じる前に空気と交わってしまうため無臭に感じるというメカニズムになっています。
袋だけでこんなメカニズムが作れるなんて、驚きですよね。
この袋があれば他の用途にも使用できます!
例えば、釣り帰りのグローブが臭くて匂いが移るのが気になった方はいませんか?
冷蔵庫の中にキムチの匂いが充満するのが気になった方はいませんか?
お弁当の匂いとか汗だくな服の匂いがカバンに移るのが嫌な人もいるでしょう。
そんな時にもこの袋さえあれば匂いが気になりません!
マジで最高ですよね♪
釣りの帰りなんて臭いものだらけだから、この袋に全て押し込んでしまいたいくらいです笑
車に積んでおけばいつでも使えるので、常備しておくと完璧ですね。
家だけじゃなく愛車も守れます♪
冷凍する(冷凍庫にスペースがある人にオススメ)
この方法は冷凍庫に余裕がある場合に使える方法です。
釣り人に取っては冷凍庫は釣り餌の保管だったり、すぐに食べきれなかった釣果の保管場所でもあるのでスペースに余裕のある人は少ないかとは思います。
ただ、凍らせてしまえば匂いは全然気になりません!
あとはゴミの日に冷凍庫から取り出して普通にゴミとして出してしまえばOKなんです。
冷凍庫は家にある人がほとんどだと思いますので、手軽に無臭化出来るのが嬉しいです。
しかしスペースの問題以外にも、もう1つだけ問題があります。
それは、ゴミの日に冷凍庫から取り出すのを忘れることです笑
私だけかも知れませんがマジで忘れるんですよね。
朝の急いでる時間にゴミを家中から集めて捨てるのに「冷凍庫に生ゴミがある」という思考回路が無いんです💦
なので、忘れなければ冷凍庫もオススメですよ!
堆肥(肥料)にする方法(家庭菜園をする人にオススメ)
家庭菜園をやってる方であれば、コンポストや生ゴミ処置機を使って堆肥(肥料)を作ることをオススメします。
コンポストも生ごみ処理機も多くの自治体が補助を出してますので、自分の住んでいるところが補助対象なのかどうかを事前に調べておくといいですよ。
コンポスト
庭にスペースがある方には、こちらをオススメします。
これを庭の片隅に置いておいて、水気を切った生ゴミを投入し続けるだけで肥料が出来ます。
一緒に畑の土と米ぬかなんかを入れておけば分解も早くなりますし、生ゴミを入れるだけで勝手に堆肥(肥料)が出来るなんてお手軽で最強ですよね!
私も実際に使ってますが簡単で最高です♪
堆肥は毎年畑に補充しなければいけないものですし自作できると環境にも財布にもエコなので重宝してます(^^)
生ゴミ処理機
堆肥にするなら、コンポストよりもこちらを使用するほうがおすすめです。
こちらも実際に使っていますが、1年を通して乾燥した生ゴミ堆肥が出来上がるので家庭菜園をする人に取ってはコスパ最強です!
コンポストは北海道に住んでると冬は雪で埋まってしまうので使えないんですよね。
生ゴミもただの冷凍化されるだけなので堆肥にならず、コンポストに貯まる一方です。
この機械を使うと生ゴミが完全に乾燥したものが出来上がります。
熱で処理しているので、処理後は香ばしい匂いがしますね。
それをそのまま捨ててもいいですし、私は春と秋の年2回畑に混ぜ込んで堆肥として利用しています。
家庭菜園をしない人でも生ゴミをそのまま捨てることに抵抗がある人は、この生ごみ処理機を使用したほうがいいですよ。
生ゴミの量も少なくなるので1サイズ小さなゴミ袋で過ごせるようになって、固定コストが減るのが嬉しいです。
これを使い始めてから我が家では既成品の堆肥を使用する量も減りましたし、野菜たちも元気に育ってくれます。
そちらのランニングコストも削減できました♪
節約しつつめちゃくちゃ甘くて美味しい野菜が出来上がりますよ(^^)
この生ごみ処理機ですが、レビューとか口コミを見てると「動作してる時の音がうるさい」とか「時間がかかる」とかありますが、私は全く気になりません。
容器が一杯になったら寝る前に予約ボタンを押しておいて朝には乾燥生ゴミが出来上がってます。
乾燥させてる間は香ばしい匂いも若干しますが、その匂いが部屋に残ることもないですし匂いの問題もありません。
自治体が補助を出してるということのは、環境にもいいからですよね。
ゴミの総量が減る&分解されやすいゴミが出るということは、これからの地球環境を守っていく上で必要な対策なんだと思います。
最後に
3パターンのごみ処理の方法をお伝えしましたが、お気に入りの方法は見つかりましたか?
生ゴミは釣ってきた魚を処理する時に必ず出てしまうものなので、いかに処理を上手にするかがポイントになっています。
家族にニラまれないためにも、処理をしっかりして気持ちよく釣りに行かせてもらえるようにしていきましょう!