10年前には簡単に釣れなかったので、北海道ではターゲットにもならなかったブリが最近ではバンバン釣れるようになってきましたね!
それまでは鮭が北海道で最大の大きさを誇るターゲットでしたが、ブリが釣れるようになってからは大きさも引きの強さもブリに取られてしまった印象です。
北海道で爆発的に人気が出ているブリが釣れ始めるのが5月ごろからです。
今年も早く釣れないかとワクワクしています。
ブリの人気は今後も拡大していくと思われますが、周りにブリ釣りをしている人がいなければどうやって釣ってよいのかも良く分からないと思います。
そんな方のためにこの記事を書きました。
今から準備をして春から秋にかけてのブリ釣りを楽しみましょう。
目次
ブリってどんな魚?
お寿司屋さんでブリを食べたことはありますかね?
赤みの青魚になります。
ブリは出世魚になりますので、大きさで名前が変わります。
しかし、珍しいことに全国的に統一した基準がありません。
イナダ、ハマチ、ワラサ等呼び名がありますが、北海道では決まったものはないですね。
それでも、全国で統一した基準があるのが80cm以上であれば「ブリ」と呼んでいます!
つまり、釣る時は80cm以上のサイズを狙っています!
春先はまだサイズが安定しませんが、秋になるとサイズアップして100cm超えも釣れています。
ブリ釣りでは大きさも重要ですが、重量も重要です。
秋になると「10Kg」を超えるブリが釣れてくれることもあります!
私の最大サイズは7kg前後ですので、いつかは10kgのブリを釣ってみたいです!
釣り方は?
北海道では、ジグ(鉛や金属で出来た疑似餌)が使われます。
ショア(岸)からの釣りでは、まずは思いっきりキャスト(飛ばす)することが重要です。
遠くにキャストすればするほど、釣れる確率は上がります。
キャストしてからのアクションは
・ただ巻いてくる(通称:ただ巻き)
・ワンピッチジャーク(竿を1回上にシャクってジグを動かす。竿を下に戻す時にリールを1回巻く)
・スローピッチジャーク(ワンピッチジャークの速さをゆっくり行う)
この3つを覚えていれば大丈夫です!
ブリは海の下層から中層にいることが多いので、ジグを巻いてきて上層まで上がってきたなと思ったら、一度ジグを海底に落としてください。
そこから、またアクションを始めます。
オフショア(船)での釣りはキャストはしません。
ただ海底に落として、ワンピッチジャークやスローピッチジャークを繰り返します。
船長によっては、水深何mにいるぞ!と教えてくれますので、集中してブリがいる層だけを狙うことも可能です。
ただ昼と夜では少々釣り方が違います。
昼ブリの釣りはスポーツに例えられるくらい竿を振りますが、夜はほぼ海底だけを集中して狙います。
ジグはどんなものを使えばいいの?
ショアから釣りでは80~120g程度のジグを使うことが多いです。
潮があまり動いていない(ジグをシャクった時の抵抗が弱い)時やブリが食べている餌のサイズによっては小さいジグを使ったほうが有利なこともあるので40~60gのジグを使用することもあります。
オフショアでは、昼の船であれば140~200g程度、夜の船であれば400g前後のジグを使用します。
ショアでもオフショアでも、カラーやサイズ、形状は複数パターン用意しておいた方がいいです。
その日の天候や波の具合、捕食している餌によってアタリのジグが異なります。
北海道でブリが餌として食べているが、コナゴ、オオナゴ、イカが主体です。
コナゴ主体であれば、10cmくらいの小型のジグ
オオナゴが主体であれば、20cmくらいの大型のジグ
イカが主体であれば、20cmくらいの白いジグ
コナゴ・オオナゴの場合のジグカラーは緑、青はテッパンです!
以外に思われるかもしれませんが、赤金もテッパンになります!
目立つカラーだから、魚に発見してもらいやすくなるという意味でも赤金は使えますね♪
初心者の方はその3色を持っていけば間違いないですよ(#^^#)
竿(ロッド)とリールはどんなものがいいの?
ショアジギングであれば100g程度が適正のロッドを使用してください。
80g対応のロッドで100gをキャストしても大丈夫ですが、知らず知らずのうちにロッドがダメージを受けていて、いつの日かポッキリいってしまいます。
適正なロッドを使うのが一番です。
オフショアの場合は、昼と夜で様子が違います。
昼は140-200gのジグを主体で使うと先程お伝えしましたが、ロッドの適性は140g程度のものを使用してください。
適正が200gのロッドを使用するとジグの重さに対してロッドが硬すぎるため、ジグの動きが硬くなってしまい疑似餌としての動きに違和感が出てしまいます。
なので、昼ブリに関しては140g程度のロッドを使用しましょう。
夜ブリは400g程度のジグを使用するんでしたね。
ロッドの適性はジグの重さの半分程度の200g程度で充分です。
夜ブリは昼と違ってほとんどが海底しか狙わないのでロッドに強い負荷をかけるような動作はしません。
なので、400gのジグを使って200gが適正のロッドを使うとジグがいい感じに泳いでくれるので、ブリを釣ることが出来ます。
リールはショアもオフショアもシマノであれば8000~10000番、ダイワであれば4000番を使用すればいいでしょう♪
ブリが釣れる時間帯
ブリは日中に餌を求めて移動しています。
なので、ショアからの釣りでは日の出と共に釣りを開始するのか一般的です。
日の出の時間は朝マヅメとも呼ばれており魚が全般的に釣れる時間です。
この時間にどの程度頑張れるかでその日の釣果が決まります。
朝マヅメは特に気合を入れてロッドを振りましょう。
マヅメと言えば日の入りの時間である夕まづめもあります。
この時間もブリは餌を捕食していますので、ブリを釣りたいのなら見逃せない時間です。
でも、私はあえて日が出ていない夜ブリをおすすめします!
夜ブリは圧倒的に数が釣れます!
昼の時間帯に一生懸命にロッドを振って釣れる人で1~2匹という時期でも夜ブリに行くと10~20匹釣れます!
10倍ですよ!?にわかには信じられないことかも知れませんが、現に私が釣ってます!
私が特別なわけではなく全員釣れてるので間違いありません!
昼と夜での違いはブリを「釣りに行くか」「迎えるか」です。
昼のブリは海底から上層までジグを動かして、船も大きく移動しながらブリを探して釣ります。
一方で夜のブリは一定のポイントについたら、そこから動くことはほとんどありません。
船のライトでプランクトンを集める→ブリの餌となる小魚・イカを集める→ブリが勝手に船の周りに寄ってくる(迎える)という釣り方です。
ブリを寄せるので数が釣れます!
非常に楽しい釣りなので釣り人全員におすすめしたいです♪
最後に
北海道でも一般的になったブリ釣り。
今年も春先から釣れ始めると思われるので、非常に楽しみです。
今のうちから道具を揃えて、今年もブリ釣りを楽しみましょう!
釣行記アップ楽しみにしていてくださいね(#^^#)