16ヴァンキッシュの発売から3年の時を経て進化した19ヴァンキッシュ
満を持して発売に至った19ヴァンキッシュについて今回は考察していきたいと思います。
19ヴァンキッシュは買うべきなのか控えるべきなのか、性能面から見たコストパフォーマンスを考えていきますね!
目次
16ヴァンキッシュ VS 19ヴァンキッシュ シマノの進化が分かる?
私が一番知りたかったのがココです!
いろいろ話は聞くけど、実際は16から19に進化してどこが変わったの?
モデルチェンジしたヴァンキッシュお買い得なの?
どのような釣りスタイルの人がヴァンキッシュを使えばいいの?
リールとして進化はしてるの?
という点ではないでしょうか。
19ヴァンキッシュのラインナップは1000番と小さな物から5000Xgまで揃えています。
北海道なら4000番でサクラマス、鮭、ヒラメまでカバーでき、本州ならシーバスがカバー出来る範囲でしょう。
これだけ見てもラインナップは良い所を抑えてるのが分かりますよね!
見た目(外観) デザインは?
19ヴァンキッシュはブラックでマッドな印象を受けるリールですね。
むちゃくちゃカッコいいと思います!
男がそそられるデザインに仕上げてきましたね!
軽さ どのくらいまで軽量化したのか
元々、軽さを売りにしているヴァンキッシュですからモデルチェンジに伴い更に追求してくるのは分かってましたが、4000XGで200gって軽すぎませんか!?
200gがどのくらいスゴイのか分かりにくいかもしれないので、私達現代人が普段持ち歩いてるスマホと比較してみましょうか?
最新のiPhone ⅩS MAXが公式発表で208gです。
つまり19ヴァンキッシュはスマホより軽いリールってことになるんですよ。
スマホをずっとイジってても特に疲れなんか感じたことないですよね?
片手で持って操作出来ますもんね?
その軽さがリールで表現されたんです。
素直に「やべー」って思っちゃいました。
下の表がヴァンキッシュの16と19のグラムの差です。
番手 | 16ヴァンキッシュ | 19ヴァンキッシュ |
---|---|---|
1000S | 155g | 145g |
C2000S | 155g | 145g |
C2500S | 175g | 155g |
2500S | 180g | 165g |
C3000 | 185g | 170g |
3000 | 210g | 185g |
4000HG | 230g | 205g |
4000XG | 240g | 200g |
実際にリールを手に持って、また驚くでしょうね。
そのくらい元々の軽さに磨きがかかったリールになっています。
剛性 ギアの耐久性は?
軽さの評価は◎ときたら、気になるのが耐久性ですよね。
粗悪なギアなんて使われてたもんなら、いくら軽くてもユーザーは納得できません。
しかし、ギアに関しても19ヴァンキッシュはワンサイズ上のランクのギア耐久性を備えたようです。
私も使ったことがあるから分かるんですがXGって巻取り性能を上げるためにギアがダメージを受けやすいんですよね。
これは仕方のないことなんですが、せっかく意を決して買ったリールが大事に使っているのにも関わらずダメージを受けてしまうのは少し納得がいきませんでした。
結局、そのマイナスポイントを補うためには少々大きめのリールやHG・ノーマルギアのリールを購入する必要があったんですが、その必要すら無くなったということになりますよね。
XGでも耐久性が高いというのはかなりのプラスポイントだと思います!
これでルアーでの巻きの釣りや根に潜られる前に魚から主導権を奪いたいロックフィッシュに、さらに使いやすくなりました!
当然とも言うべきか最近のリールには必ずついているHAGANEボディやXプロテクト(系水圧に耐える機能)もついてるのでメンテナンスも楽になっています。
飛距離 ロングストロークスプールの採用
19ヴァンキッシュには、これまでステラにしか搭載していなかった「ロングストロークスプール」がついています。
簡単に言うとラインを巻いておくところの幅が広がったことにより、キャスト時のラインの放出がスムーズになり飛距離を稼げるわけです。
公式ホームページでは飛距離の「4%UP」に成功したと記載されています。
4%と言ったら、100mキャスト出来た場合に4mも飛距離が伸びるわけですよ。
私達は何もせず同じようにキャストしてるだけで。
飛距離に自信が無い方、女性にも優しいリールと言えますよね!
シーバスは北海道にはいないので経験が無いですが、ヒラメ・サクラマスに関しては飛距離=釣果UPと捉えられます。
あと一歩届かなかった場面ってのは誰しもが抱えているケースだと思いますが、19ヴァンキッシュのおかげでその差が埋まる可能性が出てきたんです。
これも単純にすごいですよね。
にしても、軽量化したのにスプールの長さを伸ばしたって。
どんな技術を使ってるのか素人には分からんですわ。
インプレでの評価
みなさん口を揃えて言っているのが「巻きの軽さ」「巻心地の良さ」です。
リールを扱う上で「巻き」に関する部分はかなりの重要度を占めますよね!
その点で評価されているのが、このリールのスゴさだと感じます。
先程、巻きの釣りでオススメな理由を書きましたが、さらにその要素が増えましたね!
巻きの釣りがしたい人はオススメなリールです!
最後に
このリールの欠点を探してやろうとしましたが、現時点では欠点という欠点は見つかりませんでした。
あえて懸念するとすれば年単位で使い続けた上での耐久性ですかね。
こればっかりは使い続けた上での評価になるので、現時点では問題とならないのは当たり前でしょう。
さすがはシマノのリールと言った印象です。
やはり軽さは武器ですね!
番手が小さいやつは繊細な釣りにも向いてるでしょう!
北海道の釣りで顕著に繊細なのはマメイカでしょうか。
是非マメイカ釣りに使ってみたインプレを聞いてみたいです♪